あなたは、自分らしい生き方が出来ていますか?
そもそも、「自分らしさって何?」と問いたくなりますか?
実は、自分らしく生きるために必ず必要なのに、多くの人が一切行なっていないことがあります。
それは、あなたの潜在意識レベルで、世間の善悪の基準をリセットすることです。
潜在意識に染み付いている、何が正しくて、何が間違っているという基準をリセットしなければ、自分らしく生きようとしても、結局その善悪の基準に囚われてしまい、自分らしくなど生きられないということです。
そこで今回は、「自分らしさ」と「世間の善悪に関する潜在意識」の関係と、その潜在意識を簡単に書き換える方法をお伝えします。
Contents
1.自分らしさとは
1−1.自分らしさを失った人たち
現代人は、「自分らしさ」を失っていると言われています。
皆と同じように仕事をし、同じように休日を過ごしたり、同じようにスマホをいじり、同じような洋服を着て、同じような人生を生きているのだと感じ、「自分らしく生きるとはなんだ」「自分らしさってなんだろう」と疑問に感じる人が増えているのでしょう。
もしかしたら、自分らしく生きなければいけないかのように感じる人や、何かから逃げるように、自分らしさを求めている人もいるかもしれません。
1−2.本当の自分らしさとは
ここで、本記事における「自分らしさ」という言葉を定義しておきます。
本記事では、自分らしさを、「世間の善悪に逃げずに、自分の基準で生き方を選べること」と定義しておきます。
これは、“世間の善悪の基準に振り回されて生きる人があまりにも多い”ということを意味しています。
わかりやすい例を挙げると、以下のような善悪の基準があるように思います。
- GWやお盆休み、年末年始などの長期休暇には、どこかに旅行に行くべき
- 家族のために、多くの収入を得られる仕事をすべき
- Facebookの「いいね!」がたくさん付くような過ごし方をするべき
- 有名な大学を出て、有名な企業に勤めるべき
- 子供は、育ててもらった恩返しに、きちんと親の介護をするべき
- 大人になったら結婚して、家庭を持つべき
- 特に女性は、早めに結婚するべき
- 離婚は人生の失敗なので、してはならない
- 会社では、部下は上司の言うことを聞くべき
いかがでしょうか?
上記のように「〜すべき」「〜でなければならない」というのは、それを行うことが「善」であり、それを行わないことが「悪」であるという善悪の基準そのものです。
そして、上記の例をご覧いただくとわかるように、こういった善悪の囚われが多ければ多いほど、生き方の制約が増えてしまい、不自由です。
これでは、どんなに自分らしく生きているつもりでも、こうした“善悪の基準を満たす範囲内での自分らしさ”になってしまいます。
それでは、「自分らしさがわからない」と感じることでしょう。
ここで、あなたの目指す「自分らしさ」が、それでも良いというのであれば、これ以上先を読み進めて頂く必要はないかもしれません。
なぜなら、生き方は、本当に人それぞれであり、善悪の範囲内で生きることも、その人の自由だからです。
なので、ここから先は、“世間の善悪を超えた自分らしさ”を求めたい人のための内容となります。
1−3.自分らしさを失った原因
ですが、こうした世間の善悪というのは、あなたがこれまで生きて数十年の間に、あなたの潜在意識に染みついてしまっています。
すなわち、「こうするべき」「これが正解」「これをしたら認められる」という善と、「こうしたらいけない」「こうなったら恥ずかしい」「こんなことしたら酷い目に遭う」という悪は、あまりにも当たり前になっており、それが世の中の普通なのだと強く信じこんでいるのです。
そして、この善悪の基準から外れないように必死に生きながら、「善」でいることや「悪」にならないようにすることに疲れ果て、どこかに「自分らしい生き方」はないものかと探したくなるのです。
ですが、この善悪の基準は、本当に深く、深く潜在意識に沈み込んでいるため、今さら赤ちゃんのように、囚われのない心で選択しようと意識するだけでは、絶対にその基準から逃れられません。
無理やり出来たとしても、「これは、本当は悪だけれど・・」と思ってビクビクしながらやってみたり、「本当は善だから、やらなければいけないんだけど・・」と怖れながら敢えてやらないでいる、というように、無理のある生き方になってしまいます。
少なくても、それは、あなたが求める「自分らしさ」ではないでしょう。
1−4.あなたの潜在意識が本当に望んでいること
それでは、どうしてあなたの潜在意識は、わざわざ善悪の基準を持ち、不自由な人生を生きてしまっているのでしょうか?
それは、なんと、あなた自身が、善悪の基準を持っていたくて仕方がないからです。
そんな訳がないと思う方もいるかもしれません。
ですが、ここで少しイメージして頂きたいのですが、1−1で挙げたような世間の善悪の基準が一切なくなったら、どのように感じるでしょうか?
実は、多くの人は、善悪の基準が無くなったら、何をしたら良いのか分からなくなり、何も選択出来なくなってしまいます。
たとえば、コンビニや飲食店などでアルバイトの仕事をしている人には、マニュアルや決まった仕事の手順が与えられていますが、自由に仕事をして良いと言われたら、どうなるでしょうか。
おそらく、自分自身で選択したら、周囲が受け入れてくれる自信が持てず、結局、マニュアルに沿って振る舞ってしまうはずです。
このように、私たちは、この行動が善だと言われ、それが世間で一定の評価を得られると分かっているから、安心してその善である行動を選択できるのです。
そして、もし善悪がなくなり、自由に振舞ってよいと言われたら、「自分が周囲に受け入れてもらえるかどうか」に自信が持てないため、自ら進んで、世間の善悪の基準に従おうとしてしまうのです。
ここで、私たちの潜在意識が一番怖れていることは、善悪に振り回され、自分らしさを失うことではありません。
一番怖いのは、善悪に逃げることができない状況下で、ありのままの自分で、他者と接することなのです。
このことを理解するために、あなたが初めて今の仕事を始めた時のことを思い出してみてください。
おそらく、その仕事では、何が善で、何が悪であるのかに関する知識や経験が一切ないため、自分が周囲から受け入れてもらえない恐怖を強く感じていたはずです。
あるいは、自分の価値観が通用しない相手(外国人など)と接する時や、動物と接するときにも、同じような気持ちになりやすいかもしれません。
自分の常識や善悪に従っても、相手から全然受け入れてもらえないと痛感し、善悪にしがみつけずにビクビクしている自分を恥ずかしく感じ、自分の弱さをまじまじと痛感するはずです。
1−5.全ての元凶は、無価値感
そして、あなたが、ありのままの自分で他者と接するのが怖いのは、あなたの潜在意識に、無価値感と呼ばれる感情があるためです。
これは、「自分は他者から愛されない存在だ」と信じる感情です。
この無価値感が多ければ多いほど、ありのままの自分では他者に受け入れられないと強く感じてしまうため、善悪に従うことによって、愛される価値を得ようとしてしまいます。
もし善悪に従わない場合や、(善悪に従おうとしたのに)結果的に従えなかった場合には、無価値感でいっぱいな自分のまま他者に向き合うことになり、相手から愛されない辛い思いをすることになります。
逆に、この無価値感がなければ、世間の善悪に従わなくても、他者から受け入れられ、愛されるものだと思えますので、自分の好きな選択をすることができるようになります。
そして、それこそが本記事の目指す「自分らしい生き方」であり、あなたの潜在意識から、無価値感を手放すことが重要となります。
これは、自分らしく生きるコツを求めるような表面的な解決策でなく、本当の意味での自分らしい生活を実現できる、本質的解決策です。
2.自分らしく生きる方法
2−1.世間の善悪の基準に逃げない強い心を育てる方法
以上のように、あなたの潜在意識から無価値感を取り除けば、あなたは自分らしく生きられるのですが、一般的に、潜在意識の書き換えは、容易ではありません。
なぜなら、あなたが、これまで長い年月をかけて積み重ねて来た記憶を、1つ1つ書き換えていく作業だからです。
ですが、それを簡単に行える方法があります。それは、以下のクリスタルマインド®CDを聴くという方法です。
※クリスタルマインド®CDについては、クリスタルマインド®CDが人生を変える上で劇的な効果がある理由の後半で詳しく説明しています。
まず「裁きをやめる〜無条件の許し〜」は、善悪の基準から自由になり、何をしても許される心を育てていくためのCDです。
「正しい」「間違っている」というのがあって当たり前だという世界観で生きて来た人にとっては、このCDのフレーズは目から鱗で、人生はこんなにも生きるのが楽なものなのかと感動するかもしれません。
ただ、このCD単独では、本当に自分らしく生きたい人には、十分な効果を得られないかもしれません。
そこで、このCDに「無価値感を溶かす」を組み合わせて聴くことで、善悪に逃げたくなる原因となっている無価値感を手放すことができます。
2−2.期待される効果
以上のCDによって、潜在意識の書き換えを行うと、あなたは、世間の善悪に振り回されなくなっていくでしょう。
そうなれば、周囲の人の目を気にせずに、本当の意味で自分の好きな選択ができます。
それが結果的に、世間の善悪と同じ選択になることもあるかもしれませんが、それは、無価値感を埋めるために嫌いや取っている選択ではありませんので、とても心地よい感覚で選択できるはずです。
一方で、この潜在意識の書き換えに取り組まない場合、あなたは、世間の善悪の基準に振り回されながら生きていくことになるでしょう。
それは、自分らしくない生き方であるだけでなく、悪にならず善であろうという強迫観念に追われ続ける人生ですので、とてもとても疲れるはずです。
ただ、あなたの潜在意識は、あなたが書き換えようとしない限り、自然と書き換えることはありませんので、あなたが本当の意味で「自分らしい生き方」をしたいならば、潜在意識の書き換えを強くオススメします
3.まとめ
- “自分らしさ”とは、世間の善悪に逃げずに、自分の基準で生き方を選べること
- 世間の善悪の基準に振り回されて生きる人が多く、世間の善悪への囚われが多ければ多いほど、自分らしく生きられない
- だが、善悪の基準は、深く潜在意識に沈み込んでいる上に、みな善悪の基準を手放したくない
- なぜなら、善悪を手放すと、「自分は他者から愛されない存在だ」という無価値感でいっぱいな自分で他者と接することになるから
- この無価値感を手放せば、善悪に逃げる必要もなくなり、自分らしく生きることができる
- そのためには、以下のクリスタルマインド®CDを聴くことが効果的