あなたは、自己啓発が好きですか?
自己啓発によって、これからも人生を変えたいと思いますか?
ですが、率直に言って、本質的な意味において、自己啓発には意味や効果はありません。
なぜなら、自己啓発は、顕在意識(私たちが、普段認識している意識)のみにおいて行うものですが、顕在意識には僅か12%しか現実を動かす力がないためです。
そして、残り88%を決定づける潜在意識を書き換えることだけが、私たちが本当に変わる唯一の方法となります。
そこで今回は、自己啓発とは何か、自己啓発に意味がないとはどういうことか、潜在意識を書き換えて生きるにはどうすれば良いか、をお伝えします。
Contents
1.自己啓発とは
自己啓発とは、人生における様々な分野において、よりよく生きるために他者のノウハウを学び、実践することです。
1−1.自己啓発の例・種類・一覧
それでは、自己啓発は、具体的にどのような分野で行われるのでしょうか。
自己啓発の例や種類を一覧すると、大まかには、以下のようなものが挙げられると思います。
- コミュニケーション関連
- 仕事関連
- お金関連
- 自分の心を整えること関連
- 健康関連(美容、スポーツなども含む)
- スピリチュアル関連
上記は、いずれも人生において重要な分野であり、人生をより良いものにするためには欠かせない分野です。
1−2.自己啓発本とは
自己啓発では何をするのかというと、まず最初に自己啓発本を読むということが、最もポピュラーな方法でしょう。
そして、自己啓発本とは、1−1のような分野における、他者のノウハウがまとめられたものです。
よりよく生きたいという向上心の強い人は、自己啓発本に務めるために、多くのお金や時間をかけて、実際に学んだことを実践している人も多いでしょう。
自己啓発に励む人は、意識が高い人だと言われることもあります。
また、自己啓発本ではなく、自己啓発のCDを聴くという人もいます。
1−3.自己啓発の手段
そして、自己啓発の手段の特徴は、他者のノウハウを学び、実践する際に、私たちの顕在意識を用いるということです。
顕在意識とは、私たちが通常用いている意識であり、何かを考えたり、行動したり、選択したりする表面的な意識です。
要するに、自己啓発では、(潜在意識を変えないまま)顕在意識レベルにおいて自身の考え、言動、行動などを変えることで、現実を変化させようとします。
1−4.自己啓発の効果
ですが、冒頭でもお伝えした通り、私たちの顕在意識には、現実を動かす力が12%しかなく、88%を決定づける潜在意識には敵いません。
しかも、潜在意識に比べると、顕在意識は表面的な認識に過ぎません。
そのため、自己啓発を図ることによって思考や言動、行動を変えても、その奥にある潜在意識が変わっていなければ、現実はほとんど動かないのです。
たとえば、恋愛に関する自己啓発本によって、他者の恋愛ノウハウを学んで実践する場合、顕在意識レベルで思考や言動、行動を変えることになります。
ですが、その人が、潜在意識で「恋愛なんてしたくない」と思っていれば、それが高い現実化力を持ちますので、恋愛は上手くいかないということです。
こうして、自己啓発という方法には、効果がなかったという結果に至ります。
しかも、本人の認識では、取り組んだにも関わらず上手くいかなかったという結果が残るので、疲弊感や絶望感が残ることもあります。
時折、「自己啓発本は嫌い」「自己啓発本は読むな」といった意見を聞きますが、それも上記のような理由からでしょう。
1−5.自己啓発(本)のその他問題
このように、自己啓発は、顕在意識レベルの変化しか起こせないため、意味や効果がないのですが、自己啓発には、他にも大きく3つの問題があるため、紹介しておきます。
1−5−1.成功ノウハウを考える人が、自身の成功要因を適切に理解していないこと
ノウハウを作る人が実際に成功した理由は、その人の潜在意識にあります。
ですが、大抵の場合、ノウハウ化されて伝授されるのは、(潜在意識レベルの成功要因・成功法ではなく)顕在意識レベルのものに留まります。
このようなことが起きるのは、そもそもノウハウを伝えている本人が、自分自身の成功要因を適切に認識しておらず、顕在意識レベルの表面的な思考、言動、行動だけを伝えてしまっているためです。
このような理由で、実際に成功している要因とは別の要因が、成功ノウハウ化されて伝聞されているため、そのノウハウを学ぶ人が成功できるはずがないのです。
1−5−2.ノウハウを学んだ人が、それを素直に実践すること自体が大変であること
たとえば、人見知りの激しい人が、初対面の人に笑顔で挨拶するといったノウハウを学んだ場合に、その通りに実践することは非常に困難でしょう。
そもそも何かが得意な人が行なっている思考、言動、行動を、それを苦手としている人が実践できたら、苦労はありません。
それが出来ないから苦労しているのです。
もし強靭な意志力を行使して、他者のノウハウを素直に実践するにしても、非常に心理的な負荷が掛かるでしょう。
(なお、潜在意識からのアプローチでは、そのノウハウを実践したくないと感じている潜在意識を手放すことで、他者のノウハウを実践できるようになります)
1−5−3.中毒性があること
自己啓発では、顕在意識しか用いないため、望む結果を100%得ることはできず、「上手くやれなかった」という想いが、潜在意識に残ります。
そして、その「上手くやれなかった」という想いに対処するために、次の新たな自己啓発が必要となり、気づけば、「自己啓発⇄失敗」という悪循環にハマり、抜けられなくなります。
2.本当に変わる唯一の方法
以上のように、自己啓発には様々な問題があり、効果や意味は薄いと言わざるを得ません。
それでは、本当に自分を変えるには、自己啓発の代わりに何をすれば良いのかというと、それが、潜在意識を書き換えるということなのです。
具体的には、次のような流れとなります。
- まず、人生における何かしらの出来事・問題を認識する度に、その出来事が起きた原因は、自身の潜在意識にあると捉える
- 次に、その潜在意識とは、具体的にどのような意識であるのかを、自分の実感を持って捉える
- その上で、潜在意識を書き換えると、その問題は根本から解決され、二度と起きなくなる
ただ、問題の数だけ自己啓発本が存在するのと同じように、私たちが潜在意識の書き換えるための分野も様々です。
そして、本サイトは、「人生のあらゆる問題を全て、潜在意識によって解決する」というコンセプトで、下記の6つのカテゴリーから、潜在意識の書き換え方をお伝えしています。
*「コミュニケーション」を潜在意識によって変える方法
*「お金」を潜在意識」によって変える方法
*「心」を潜在意識によって変える方法
*「仕事」を潜在意識によって変える方法
*「スピリチュアル」を潜在意識によって変える方法
*「健康」を潜在意識によって変える方法
上記は、自己啓発における分野と同様ですが、いずれの分野の問題も、すべて潜在意識によって解決することができます。
人生の問題を、これまでより深いレベルで解決したいという方は、ぜひご覧ください