学歴は関係ない?学歴コンプレックスを解消する3つの条件

学歴コンプレックス

あなたは、学歴コンプレックスを抱えていますか?

自分の学歴の低さに振り回されながら、劣等感に悩まされていますか?

実は、学歴コンプレックスに対して、本当に有効な対処ができている人は、ほとんど居ません

なぜなら、学歴コンプレックスを完全に解消するためには、あなたの潜在意識を書き換える必要があるからです。

そして、学歴コンプレックスを抱えている人が潜在意識を書き換えるには、3つの条件を満たす必要があります

そこで今回は、以下の3点をお伝えしていきます。

  • 学歴コンプレックスと潜在意識との関係
  • 学歴コンプレックスに関する潜在意識を書き換えるための3つの条件
  • 具体的な潜在意識の書き換え方

Contents

1.学歴コンプレックス

1−1.学歴コンプレックスが強い人の特徴

学歴コンプレックスとは、自分の学歴に対するコンプレックスのことです。

学歴コンプレックスのある人には、次のような特徴があります。

  1. 高学歴の人を前にすると、強い「劣等感」を抱く
  2. 高学歴の人により自分を脅かされるという「被害妄想」を抱きがち
  3. 自己評価(セルフイメージ)が低く、「自己嫌悪」に陥って何かと落ち込むことが多い
  4. コンプレックスを埋め合わせるための「虚栄心」から、自分の価値を高めるものを手にすることに執着する
  5. 大人になっても学歴のことを気にし続け、学歴に関する「プライド」を傷つけられることへの強い怖れがある

これらの特徴を一言で言えば「自滅」です。

最近では、新卒採用においても、選考の際に学歴フィルターをかけないと断言している企業も多く、一見すると、学歴は気にする必要がなさそうにも思えます。
また、仕事の出来にダイレクトに現れるとも限らず、どこの大学出身だから優遇されるということも、ほとんどないでしょう。

ですが、潜在意識レベルにおいては、「望む学歴を手に入れられなかった」「自分は、学歴的に劣った人間だ」といった感情が色濃く残ったままです。
たとえ、表面的な理屈として「学歴は関係ない」「学歴は気にする必要がない」と言われようが、大人になってからも自分を責め続けてしまいます。
特に、大人になって、学歴の高い人が自分よりも何かと成功しているのを見たときに、そのコンプレックスを刺激されがちです。

そして、これは多くの場合、勉強と一側面だけの問題に留まらず、自分という人間に対する自信の欠如につながり、他者とのコミュニケーションへの自信の無さや、仕事への自信の無さに繋がってしまうことが多いのです。
その場合、下記にも目を通してください。
潜在意識を書き換えて、コミュニケーションを円滑にする方法の全て
潜在意識を書き換えて、仕事が出来るようになる方法の全て

なお、上記1〜5に該当する方には、それぞれ下記もオススメです。

1−2.学歴コンプレックスの強い人の空回り

学歴コンプレックスが強い人は、そんな自己評価の低い自分を変えたいという気持ちを抱くことでしょう。

そして、その気持ちを原動力として様々なことを頑張ろうとしますが、そのための行動は、自信の獲得には結びつきません

なぜなら、行動すればするほど、「(その原動力となっている)自分はダメな人間だ」という想いを、かえって強めてしまうからです。

これでは、自分の学歴に関するネガティブな感情から目を逸らし続けているだけなので、自分の学歴に向き合うことが、どんどんと怖くなるでしょう。

1−3.学歴コンプレックスの原因

そして、ここが重要なのですが、学歴コンプレックスの原因は、学歴が低いこと自体ではありません

むしろ、学歴が低いことをきっかけにして、落ち込んでいたい潜在意識こそが本当の原因です。
このことの最も分かりやすい根拠は、高学歴でない人の全てが、学歴コンプレックスになるわけではないことです。
にわかには信じられないかもしれませんが、あなたが学歴コンプレックスなら、あなたは、落ち込むのが好きな人です。
そもそも、私たちは、人と比べて生きる必要などなく、そのことが分かっていても敢えて比較をして落ち込んでしまうのは、落ち込むこと自体が大好きだからなのです。

さらに言うと、そうやって自分に勉強ができないことで、自分の持って生まれた才能を恨んでいます

そして、その恨みが親に向くこともあり、親がこんな才能のない自分に産んだのが悪いのだと言って、親を責めがちです。

あるいは、一生懸命に勉強しても勉強ができなかったと嘆き、この世界を造った神を責めることもあります。

結論として、学歴コンプレックスを抜けるには、あなたの潜在意識から「①落ち込んで居たい感情」「②親や神を責めたい感情」の2つを取り除くことが必要です。

2.学歴コンプレックスを解消するために

学歴コンプレックスを解消するためには、上記の①②を取り除けば良いのですが、実は、そのためには必要な条件があります。

2−1.本当に、学歴は関係ないのか

ここで、その条件をお伝えする前に、学歴が人生で本当に役に立たないものなのかに触れておきます。

当サイトでは、「あなたの人生は、あなたの潜在意識が創っている」という一貫した観点から、様々な問題に対する解決策をお伝えしています。
その観点から見ると、学歴は「直接的には重要ではありません」が、実は「間接的には重要」です。

潜在意識が全てなのに、なぜ学歴が重要なのかと思う方もいるでしょう。
ですが、高学歴な人は、学校や教師などの権威からの教えてもらったことを素直に学べているわけであり、これは一定レベルの潜在意識を身につけていることを意味しています。
世の中には、社会人には学歴は関係ない(重要ではない)、という意見を持つ方もいますが、高学歴の人は一定レベルの潜在意識を身につけているが故に、人生が上手くいく可能性も高いのです。

高学歴な人が少なからず持っている“素直さ”について知りたい方は、「なかなか素直になれない自分を手放し、心根が素直な人になれる手法!」もご覧ください。

2−2.学歴コンプレックスを解消するための3つの条件

それでは、あなたの潜在意識から、「①落ち込んで居たい感情」「②親や神を責めたい感情」の2つを取り除くための、3つの条件をお伝えします。

条件1:高学齢の人の潜在意識の優れた点を賞賛し、彼らから学ぶ

なぜこれが必要かというと、高学歴の人を批判したままでは、コンプレックスが消えないからです。

批判というのは、「高学歴なあいつが存在するせいで、自分はこんな劣等感を抱かされている」とか、「あいつは、ガリ勉でおかしな奴だ」とか、「学歴になんて意味がない、価値がない」などです。
彼らを批判することで、きちんと勉強しなかった自分は悪くないと言い張り、それによって自分のネガティブな感情を閉ざし、取り除けなくさせてしまいます

学齢コンプレックスを脱したければ、彼らの持つ潜在意識を賞賛し、それが自分にも備わることを望むしかないのです。

ちなみに、条件1については、「健全かつ発展的な「ライバル関係」を築くために欠かせない3ステップ」で詳しく説明していますので、併せてご覧ください。
高学歴な人を、健全かつ発展的なライバル関係を築くことが大切だということです。

条件2:学生時代の心の傷に、改めて向き合うこと

学歴コンプレックスは、学生時代の心の傷に由来しています。
当時のあなたは、勉強ができないことや、望んだ学歴が得られなかったことで落ち込み、親や神を恨んでいたはずですが、その記憶を持ち続けたままでは、学歴コンプレックスから抜けることはできません

したがって、学生時代の自分は、(高学歴を得た人と違って)なぜ勉強が上手くいかなかったのかを潜在意識レベルで思い出し、その潜在意識を書き換える必要があります。

これを思い出す上では、「理解力がない人必見!潜在意識レベルで4種類の理解力を高めるやり方」もご参照ください。
学校の科目ごとに、なぜ理解力が得られなかったのかを解説しています。

条件3:新しい自分として生きる覚悟を持つ

学歴に対する捉え方を覆すということは、あなたの子供時代に関する記憶が書き換わることを意味しています。
すると当然、その記憶の上に積み重ねてきた、あなたの人生は崩壊し始めます。

これまでの人生が崩壊することは、「人生を本気でやり直したい人が、最後に辿り着いて涙する起死回生の道」で詳しく触れているように、非常に強い怖れを感じがちです。
それでも変わりたいと願う方は、次の2−2を読み進めてください。

2−2.学歴コンプレックスを解消する方法

2−1の3つの条件を踏まえて、あなたの潜在意識から「①落ち込んで居たい感情」「②親や神を責めたい感情」の2つを取り除くには、以下のクリスタルマインド®CDを聴くことが効果的です。

※クリスタルマインド®CDについては、クリスタルマインド®CDが人生を変える上で劇的な効果がある理由の後半で詳しく説明しています。

まず「権威との確執を取り除く」ですが、これは、高学歴な人を権威と捉えても良いですし、親や神を権威と捉えて聴いても効果的です。
学歴コンプレックスのある人は、高学歴な人を、自分を脅かす存在として攻撃したり、親や神を、勉強の才能がない自分を生んだ存在として攻撃しています。
そこで、このCDを聴くことで、彼らとの関係を修復させつつ、彼らを賞賛できる心になっていくことが狙いです。

次に「無価値感を溶かす」ですが、これは、高学歴な人と比べた劣等感や、落ち込んでいたい感情を取り除くためのCDです。
聴くだけで、他者と比べたコンプレックスを直接癒すことができる秀逸なCDです。

最後の「罪悪感を・・・」は、劣等感を抱き、落ち込むことで、親や神を恨んでいる罪悪感を取り除くためのCDです。
聴く順番は、「権威との確執を取り除く」→「無価値感を溶かす」→「罪悪感を・・・」が良いでしょう。

2−3.期待される効果

以上のCDを聴いて、潜在意識の書き換えを行うと、あなたは学歴コンプレックスが次第に弱まっていくのに気がつくでしょう。
高学歴の人と接する際に感じていた、敗北感や劣等感も次第に弱まっていくでしょう。
さらに、3つの条件を意識し、必要に応じて別の潜在意識の書き換えも同時に行うと、学歴コンプレックスをベースとしたこれまでのあなたの人生は、ガラガラと崩れ始めるでしょう。

一方で、上記の潜在意識の書き換えに取り組まない場合、あなたはこれまで通り、強い学歴コンプレックスにさいなまれたまま生きることになります。
潜在意識は、あなたが意図的に書き換えようとしない限り、自然と書き換わることは絶対にありませんので、あなたは、あなた自身、高学歴な人、親、神など様々な人を責めながら生きていくことになるでしょう。

ぜひ潜在意識の書き換えに取り組み、学歴コンプレックスを乗り越え、人生全般を劇的に変革していってください

3.まとめ

  • 学歴コンプレックスの強い人は、自分を責めてしまい、自己評価の低さから、コミュニケーションや仕事など、人生が様々上手くいかない
  • コンプレックスの強い自分を脱却しよという取り組みは、裏目にでる
    学歴コンプレックスの本当の原因は、①潜在意識レベルで落ち込むのが好きであることと、②(落ち込んで)親や神を恨むこと
  • そして、そもそも学歴の高い人は、一定レベルの潜在意識を身につけており、「学歴は関係ない」わけではない
  • あなたの潜在意識から①②を取り除くには、3つの条件を満たすことが必要
    • 条件1:高学齢の人の潜在意識の優れた点を賞賛し、彼らから学ぶ
    • 条件2:学生時代の心の傷に、改めて向き合うこと
    • 条件3:新しい自分として生きる覚悟を持つ
  • その上で、以下のクリスタルマインド®CDを聴くことが効果的