潜在意識で意図することが人生を創るというのは、潜在意識を学んだことのある方なら、聴いたことがあるかと思います。
ですが、この言葉を聞いて、表面的に「お金持ちになろう!」「幸せになろう!」と決意したものの、それが「潜在意識から意図したこと」ではなく、「顕在意識(表層意識)で意図したこと」に過ぎないということがよく起こりがちです。
この場合、潜在意識の方の意図が採用されますので、あなたが顕在意識で望んだ通りの人生にはなりません。
そこで今回は、潜在意識を初めて学ぶ人向けに、この「潜在意識で意図する」ということが、どのようなことなのかを説明していきます。
Contents
1.「潜在意識で意図する」とは?
1-1.「潜在意識で意図する」と「顕在意識で意図する」の違い
まず、顕在意識(表層意識)において「幸せになりたい」と思っている人は、世の中にどのくらいいるでしょうか?
おそらく街角アンケートか何かで100人に尋ねたら、99人位の人は、「幸せになりたい」と答えるのではないかと思います。(残りの1人は、変わり者です・・・)
ですが、その99人に対して、「実際に幸せですか?」と尋ねたら、「YES」と自信を持って答えられる人は、とても少ないでしょう。
このように、理想と現実のギャップが生じてしまっているわけですが、なぜこのようなギャップが生じるのでしょうか。
その答えは、多くの人の「幸せになりたい」は、単に顕在意識で思っていることに過ぎず、潜在意識では「幸せになりたい」と思っていないからです。
そして、現実化するのは、潜在意識で意図していることの方ですから、(顕在意識で)幸せになりたいと思っているのに、幸せになれないわけです。
これを図にすると、以下のようになります。
多くの人は、「幸せになりたい」と顕在意識で意図していても、潜在意識では、たとえば「絶望していたい」とか、「悲しんでいたい」とか「苦しんでいたい」などの望みを抱えています。
1-2.「潜在意識の意図」には、顕在意識では対抗不可
この時、あなたが取る選択肢は無数にあります。たとえば、遊園地に遊びに行っても良いですし、海外旅行に行っても良いでしょう。また、1人で部屋に引きこもるのも自由です。
ですが、どのような選択肢を選んでも、上記のように、潜在意識で「絶望していたい」とか、「悲しんでいたい」とか「苦しんでいたい」と思っている人は、必ず絶望する出来事や、悲しめる出来事や、苦しめる出来事に出会います。
たとえば、せっかく遊園地に行ったのに、
- どこかのアトラクションで、財布を落として「絶望」する
- 昔フラれた恋人と遊園地に行った時のことを思い出して、「悲しい」気持ちになる
- 大混雑の日に当たってしまい、アトラクションの待ち時間の長さに「苦しむ」
などです。
上記の遊園地の例を見て、「そんな偶然があるの?」と思う方もいるかもしれませんが、潜在意識で意図したことは、超常的で、人智を超えた力を発揮し、本当に現実化します。
具体的には、「絶望」するために、わざわざ無意識のうちに財布を落とし、「悲しむ」ために、わざわざ昔の恋人のことを思い出し、「苦しむ」ために、わざわざ混雑する日を選んで遊園地に行こうと思ってしまったりするのです。
それでは、遊園地ではなく、海外旅行に行ったり、1人で引きこもれば、上記のような出来事に遭わないのかというと、起きる出来事が変わるだけで、最終的には、「絶望」「悲しみ」「苦しみ」を味わえるような事態に必ず遭遇します。
もちろん、遭遇するタイミングが後になることはありますが、あなたが潜在意識でそのように意図していると、必ずそうしたネガティブ体験に出会ってしまうわけです。
要するに、潜在意識が「絶望」「悲しみ」「苦しみ」などを望んでいる限り、それらがロックオンされてしまい、紆余曲折を経て、必ずそれらに辿り着くということです。
1-3.潜在意識の構成割合も重要
ただ、上記では簡略化のため、潜在意識に「絶望していたい」「悲しんでいたい」「苦しんでいたい」の3つしかない例を挙げたのですが、実際は下記のように、誰の心の中にも「神聖な潜在意識」は存在し、「幸せになりたい」と望んでいます。
そのため、潜在意識の「幸せになりたい」が、幸せに感じられる出来事を引き起こしてくれることもあるでしょう。
ですが、それは、あなたの潜在意識のうち、「幸せになりたい」がどれだけの割合を占めているかによります。
たとえば、あなたの潜在意識が、次のような構成比だったらどうでしょうか。
- 「幸せになりたい」が10%
- 「絶望していたい」が20パーセント
- 「悲しんでいたい」が40パーセント
- 「苦しんでいたい」が30パーセント
これでは、潜在意識で「幸せになりたい」と意図していると言えなくはないですが、わずか10%であるため、幸せな出来事はあまり起きず、「絶望」や「悲しみ」や「苦しみ」ばかりの人生になるでしょう。
2.潜在意識で意図する内容を変えるには?
2-1.邪魔な潜在意識を取り除く
それでは、潜在意識で意図するには、どうすれば良いのかというと、ご想像の通り、あなたの潜在意識から、邪魔な潜在意識を取り除けば良いわけです。
具体的には、上記の例の場合、「絶望していたい」「悲しんでいたい」「苦しんでいたい」を取り除くことになります。
そして、取り除くと、誰しもが本来的に持っている神聖な意識だけが残り、その部分は「幸せになりたい」と思っていますので、あなたの潜在意識は100%「幸せになりたい」と望んでいることになります。
そうなると、先の例とは逆に、どのような選択肢を選んでも、幸せで居られるようになります。
たとえば、遊園地に行けば、わざわざ財布を落としたり、わざわざ昔の恋人のことを思い出して悲しみにふけったり、わざわざ混雑する日に出かけることもなく、
誰と行っても、いつ行っても、どんなアトラクションに乗っても、幸せと感じられるでしょう。
もちろん海外旅行に行こうが、一人で部屋に引きこもっていようが、幸せな体験ばかりをします。
2-2.「潜在意識で意図すること」を変える方法
以上のように、潜在意識から邪魔な潜在意識を取り除けば、あなたの人生を自由自在に変えられることは、お分かり頂けたかと思います。
そこで最後に、その邪魔な潜在意識を取り除くための簡単な方法もお伝えします。
それは、以下のクリスタルマインドCDのうち、あなたの潜在意識にあったものを聴くという方法です。
聴くと良いCD | 聴くと良い人 |
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*なお、クリスタルマインドCDについては、下記をご覧ください。
上記のCDは、いずれも潜在意識に働きかけるCDであり、邪魔な潜在意識を取り出すことに特化したものを挙げています。
聴いていると、あなたの潜在意識からそれらの感情がなくなっていき、潜在意識で意図することが変わっていきます。
具体的な聴き方については、下記をご覧ください