潜在意識での現実化と相容れない「人付き合い」への対処法

潜在意識 現実化

あなたが、潜在意識で願望を現実化させる人生観に、とことん没入していくと、あなたの周囲の人との「人付き合い」が障害に感じられる瞬間が訪れることがあります。

たとえば、あなたが、潜在意識に関心を持っていることに対して、周囲の人からの理解が得られずに、あなたが潜在意識の道を諦めかけたり、周囲の人と揉めたりするなどです。

その際、そうした「人付き合い」に関する適切な対処法を知っているかどうかで、あなたが、その状況を乗り切れるかどうかが変わってきます

そこで今回は、潜在意識で願望を現実化させる人生観にとことん没入していった人が、周囲の人との「人付き合い」で困った際に、具体的に何が起きているのか、そして、どう対処すれば良いのかをお伝えします。

Contents

1.潜在意識で願望を現実化する人が困る「人付き合い」とは

1−1.周囲の人との間で起きがちなこと

まず、潜在意識による願望の現実化に夢中になってくると、家族、仕事仲間、同性の恋人、友人との間で、次のような出来事が起きることがあります。

  • 「潜在意識という得体の知れないものには手を出さない方がよい」という意見を周囲の人から度々もらい、不快に感じる
  • 周囲の人に潜在意識について話してみたくなるが、理解してもらえず、憤りを感じる
  • 潜在意識による捉え方と異なる捉え方で生きている人を見つけると、つい責めたり、見下したりしたくなる

これらの出来事が起きると、周自分の関心事(=潜在意識)を周囲の人から否定されることへの怒りを感じたり、反発して口論になったりすることもあります。

そして、最悪の場合、「潜在意識による現実化に取り組む自分が、間違っているのだ」と感じ、取り組みを放棄してしまうケースもあります。

1−2.3つの原因

ですが、実はこれらは、あなたの周囲の人が特殊であるというより、潜在意識の性質上、よくありがちなことなのです。

そして、これには、3つの原因があります。

原因①:人は、周囲の人の潜在意識が変わることを怖れるものだから

原因の1つ目は、そもそも人は、周囲の人が変わることが怖いからです。

なぜなら、周囲の人は、潜在意識レベルにおいて、今の潜在意識のあなたと一緒にいることが居心地が良いから一緒にいるのであって、あなたの潜在意識が変わることを困ることだと認識しやすいためです。

たとえば、自分も相手も潜在意識では“(人生の)敗者”だと認識し、互いに慰め合う「仲間」だと思えるから、一緒に居て居心地がよかったのに、自分のその“敗者”という自己認識に関する潜在意識が書き換われば、相手からすると、互いに慰め合えなくなるわけです。

しかも、あなたが、自分の潜在意識を書き換えたことを相手に話さなくても、あなたの潜在意識の変化は、相手に自然と伝わりますので、自然と反発を受けることになります。

原因②:潜在意識を武器に、あなたが自分の「正しさ」を証明したくなるから

人の潜在意識には、「自分には、愛される価値がない」という無価値感がある分だけ、「正しく生きること」により、愛される価値を得ようとしてしまう性質があります。

そして、潜在意識が自分の人生を創っているという真理を知った人は、その真理自体を、自分の正しさを示すための武器として使ってしまいがちです。

「だって、これが真理なのだから、問題ないはず」と思うかもしれませんが、あなたの潜在意識は、その真理を、無価値感を埋める道具として使っているわけです。
つまり、いくらそれが真理であっても、潜在意識レベルでやっていることは、自分の信じる正しさの押し付けにすぎません

このサイトで記載していることも、「こうしなければいけないこと」ではなく、単に、潜在意識を使って生きるなら、こうすると上手くいく、というだけのことであり、そもそも潜在意識を使わなければいけないわけでもありません。

潜在意識を使って生きるにせよ、非効率な方法で書き換えを行っていってもよいのです。もちろん選んだ方法により行き着く結果は異なりますが、その結果にも良し悪しはありません。

原因③:あなた自身が、潜在意識を「変なもの」と思っているから

潜在意識には、これだけ科学が発展した現代においても、まだ多くの人からは理解が得られない面があり、得体の知れない「変なもの」として扱われることが多々あります。

なぜなら、世界の捉え方が全く違うためです。

一般的な見方で現実ができている人と捉える人と、自分の潜在意識によって現実が創られていると捉える人には、相容れない部分があるのです。

たとえば、

  • 病気になったら、潜在意識が原因と捉える
  • 誰かにイラっとしたら、相手でなく、自分の潜在意識に原因があると捉える
  • 仕事がスムーズにいかなかったら、潜在意識が原因と捉える

など、何もかもが自分の潜在意識の現れなのだと捉えるため、周りの人からすると「???」という反応になることでしょう。

真実は、潜在意識による捉え方の方です。

そして多くの人も、潜在意識の深いレベルでは、その捉え方こそ真実だと薄々わかっていますが、それが真実だと認めると、今まで真実以外のことを信じて何十年も生きてきた人生がズレていたことになり、それが怖くて仕方がないわけです。

だから、「潜在意識なんておかしなもの」という曖昧な認識でカモフラージュしようとするのです。

ですが、だから周りが悪いというわけではなく、あなた自身が「潜在意識なんておかしなもの」と思っているために、ほかの人からそのように言われてしまうだけです。

2. 潜在意識での現実化と相容れない「人付き合い」への対処法

2−1.対処の方針

まずは上記の3つの原因のうち、あなたに当てはまるものに、潜在意識レベルで対処しましょう。

そのうえで、周囲の人から理解を得ようとするのをやめることです。

自分が潜在意識を活用していることを話してはいけないわけではありませんが、無理に言う必要もありませんし、相手からの理解を得ようと相手を脅すのはもっと違います

周囲の人が、あなたに対してどのように接してこようが、彼らを責めるのでもなく、彼らに迎合するのでもなく、その状況に適した選択をすればよいだけです。

ただ、もしあなたが潜在意識の錬成を、単なる趣味としてではなく、本当の本当に人生の主軸に置くなら、潜在意識に関心が薄い人とは話が合わず、居心地が悪く感じる可能性はあります。
だからといって、そうした人との付き合いを断たなければいけないわけではありませんが、折り合いが付きにくくなっていくのは事実でしょう。

2—2.具体的な対処法

以下では、上記3つの原因に対して、それぞれ解決する方法をお伝えします。

いずれもクリスタルマインド®CDを聴いて頂きますが、クリスタルマインド®CDについては、下記をご覧ください。

原因①に対して

カルマから出る~過去の記憶を手放す」+「罪悪感を・・・」を聴きましょう。あるいは、「本当に成功してしまう事への怖れを取り除く」でも良いです。

あなたが変化することに対して周囲の人が抱く怖れを消すことは出来ませんが、あなた自身が(相手に合わせて)変化を自粛するのをやめることはできます

聴いていると、周囲の人によるあなたの変化を拒むプレッシャーを感じなくなり、潜在意識による現実化の生き方を楽に続けていけるようになるでしょう。

原因②に対して

裁きをやめる~無条件の許し」を聴きましょう。あるいは、「無価値感を溶かす」でもよいです。

善悪正邪が存在するという世界観から抜けて、潜在意識による世界観が正しいものとして押し付けるのをやめることができます

仮に、自分や周囲の人がどんな生き方を選んでも、許されていると受け入れられるようになっていきます

そのうえで、あなたがどう生きたいかによって、好みの生き方をすればよいでしょう。

原因③に対して

神と和解をする」「無価値感を溶かす」を聴きましょう。

潜在意識により願望が実現するこの世界は、神が創ったものであり、潜在意識や神に対して、「潜在意識や神になんて、価値がない」という無価値感を抱くほど、その潜在意識を使って生きようとしている自分のこともまた価値がない存在であると認識してしまいます。

これらのCDを聴けば、潜在意識に価値を見出すことが出来るため、周囲の人から変なことをしていると言われて傷つくこともなくなる上に、(価値を見出しているために)潜在意識を使って人生を変えることから、恩恵を最大限受け取ることができるようになります

なお、以上のCDの聴き方については、下記をご覧ください。

あなたが、周囲の人との「人付き合い」に左右されずに、潜在意識により願望を現実化し続ける人生に、安心して没頭していけることを願っています