潜在意識を書き換えると、その好転反応(抵抗)として、普段より感情が出やすくなります。
その際、すぐさま対処できるのが理想ですが、そうもいかない場合もあるでしょう。
そんなときに、その感情から一時楽になるため、感情に流されて行ってしまうと、後で後悔するだけでなく、人生の進みにも影響することがあります。
そこで今回は、潜在意識の好転反応として感情が表出した場合に、多くの人が感情に流されて行ってしまいやすい8つのことを紹介します。
また、どうしても8つのことを行ってしまう人のための対処法と、感情を簡単に手放す方法も紹介します。
Contents
1.潜在意識の好転反応中に、感情に任せてやらない方が良い8つのこと
まず、8つのことを紹介する前に補足しておきますが、以下のことは、絶対にしてはいけないわけではありません。
むしろ、感情に流されてこれらの事を行ってしまったことで自責の念(=罪悪感)に駆られるなら、さらに状況は悪化します。
とはいえ、せっかく潜在意識を書き換えて、感情を手放そうとしてきたのに、以下のことを行ってしまうと、せっかく、ほどけかかっていた糸が、より複雑に絡まってしまうのも事実です。
なぜなら、感情を手放すことに加えて、その感情に流されて行ってしまったことの取り換えしを付けない限り、人生が進まなくなるからです。
向き合うべき感情には、いずれどこかで向き合う必要があり、先延ばしにしても、結局その感情を超えない限り、人生がそれ以上変わることはありません。
8つのことに逃げるのではなく、感情を手放すことにきちんと取り組むことで、本当の意味で人生が楽になっていくでしょう。
1.飲酒
1つ目は、飲酒です。
お酒を飲む人は、潜在意識による好転反応で感情が出ている時には、特にお酒を飲みたい衝動が強くなるはずです。
そして、お酒を飲み、酔いが回ってくると、その感情が一時的に楽になる感じがするでしょう。
ですが、酔っている間はそのように感じても、単なる気のせいです。
酔いが覚めると、逃げていた現実に直面することになります。
2.喫煙
2つ目は、喫煙です。
そもそもタバコを吸う人は、実は、何かしらの感情を誤魔化すために吸っています。
そして、せっかく潜在意識に、質の良いエネルギーを取り入れても、好転反応が起きる度にタバコを吸って感情を塞いでいては、絶対に人生は変わりません。
厳しいようですが、潜在意識レベルで人生を変えたかったら、タバコをやめると共に、その感情を手放していくしかありません。
3.暴食
感情的になった時に、その感情から楽になるために、急に食べ物を口にしたくなることがあります。
それは、とにかくたくさんの量を食べたくなる「暴食」として現れる人もいれば、特定の食べ物を食べたくなる人もいます。
(ちなみに私の場合、脂っこいラーメンでした)
ですが、これは、純粋に空腹を満たすための食事というより、感情を満たすことを主目的にした食事です。
そして、一度そういう食べ物を食べると、表出していた感情が塞がってしまい、手放しにくい状態になってしまうです。
なお、厄介なことに、自分でも自覚できない微細なレベルで、感情が動いていることも多々あります。
ですので、もし潜在意識の書き換えを行った後に、何か特定の食べ物を無性に口にしたくなる場合、それが何であるかを自覚しておくことで、自分が感情的になっていることを自覚しやすいでしょう。
4.性行為
4つ目は、性行為です。
性行為(自慰行為含む)は、一般的には、愛情表現として認識されていますが、潜在意識の観点から見ると、感情から逃げて、全てを捨て去る手段としても使われやすいのが事実です。
ですが、何かしらの感情を満たすために行っても、そこに愛はなく虚しさしか残らない上に、表出していた感情も塞がり、手放しにくくなってしまうのです。
5.喧嘩や八つ当たり
5つ目は、喧嘩や八つ当たりです。
感情的になっている時には、誰かに八つ当たりしやすくなり、ついカッとなってキレてしまい、喧嘩になり、誰かとの関係性を取り返しのつかないものにしてしまうこともあります。
そうなると、潜在意識で人生を変えるどころではありません。
潜在意識の書き換えにより、3歩進んでも、人間関係に悪影響が及べば、10歩くらい下がることになります。
ですので、潜在意識による好転反応で、感情が出ていることを自覚し、周囲に当たることがないようにしましょう。
6.不要な買い物
6つ目は、不要な買い物です。買い物も、感情から逃げるために多くの人が選択する方法の1つです。
何かものを買うと、(感情表出により失っていた)自分の自信を回復出来たりすることもあるためです。
たしかに、買い物は、一見すると明らかな害がないようですが、それは必要だから買っているのではなく、感情を満たすために買っているだけです。
そして、そういう動機で買ったものでは、人生が本当の意味で豊かになることはありません。
それに、後で冷静に考えると要らないと思うようなものを、勢いで買ってしまうこともあり、後悔することもあるでしょう。
7.物に当たる
7つ目は、物に当たることです。
5つ目で挙げたように、他者に八つ当たりすることには自制心が働いても、物に対してなら当たっても構わないと思っている人もいます。
そして、感情的になると、物を叩いたり、投げたり、蹴ったり、壊したりする人もいます。
ですが、物だから構わないと思っていると、あなたの潜在意識は曇っていき、人生を変えていきにくくなります。
8.重要な選択
8つ目は、重要な選択です。
これは、上記の7つと違って、感情が出ている時に無性にしたくなることではありませんが、感情的になっている時にしない方が良いことの1つです。
感情的になっている時には、投げやりに選択してしまったり、極端な選択をしてしまったりしがちなため、特に大事な選択は、きちんと感情を手放してから行うようにしましょう。
繰り返しになりますが、感情から逃げて上記のことを行った場合、一時は楽になったように感じても、それは錯覚に過ぎません。
今以上の人生を望む場合、後で必ずその感情に向き合い直さなくてはいけなくなります。
しかも、8つの行動を取り、一度逃げてしまった感情は、次に向き合うときには、最初よりも手強くなり、向き合い乗り越えるのが大変になってしまうのです。
2.潜在意識の好転反応として表出した「感情」に適切に対処する方法
大前提として、8つのことを行いたくなる誘惑を、自らの意思の力で断ち切るのは、とても重要なことです。
ですが、そうした8つの衝動を引き起こす根本原因となる感情がある限り、意思の力だけで止めるのには限界があるでしょう。
2-1.8つの誘惑を断ち切る方法
そこで、8つのことを行いたくなる誘惑を断ち切るため、下記のクリスタルマインドCDから気に入ったものを選択して聴くと良いでしょう。
*クリスタルマインドCDについては、下記をご覧ください。
・破壊(破滅)をやめる
飲酒、性行為、八つ当たりなどで、感情に身を任せて自分を破滅的な状態に追いやることで、甘美な罪悪感に浸ってしまう人におすすめです。
また、他者に当たって関係性を破壊したり、物に当たりたくなる人にも良いでしょう。
・禁煙~煙草をやめる
このCDは、喫煙者が、潜在意識を活用して禁煙するのにもおススメです。
さらに、特定の食事やお酒など、何かしらの中毒症状に陥っている自覚がある人が、それを辞めるという使い方で聴くことも可能です。
・罪悪感を・・・
8つのことをしてしまうと、罪悪感が募ります。
もっと言えば、その罪悪感を抱く目的で、8つのことを行ってしまっている場合もあります。
そのため、あなたの潜在意識から罪悪感を取り除くことで、罪悪感を好む自分から抜け出しておくと良いでしょう。
・意志力(を養う)
これは、8つの誘惑を断ち切る意思の力を強化したい人におすすめです。
そのタイミングで本当にすべきことは、自身の感情に向き合うことですので、聴いていると、感情に向き合える意志力を授かることができます。
2-2.潜在意識の好転反応による感情を取り除くCD
また、潜在意識による好転反応で表出した感情自体を手放すためには、下記のCDを聴くと良いでしょう。
CDを聴くだけなので、誘惑に負けそうになっても簡単に行うことが出来るのが特長です。
あなたに表出した感情により、聴くべきCDは異なります。
- 責められる恐怖をなくす
- 病気になる恐怖を癒す
- 孤独感に襲われる恐怖を癒す
- 失う恐怖をなくす
- 憎しみ怒りを癒す
- 自分を好きになる
- 悲しみを手放す
- 無価値感を溶かす
- 見捨てられる恐怖を癒す
- 権威との確執を取り除く
- 被害者意識を癒す
- ハートブレイクを癒す~素直に愛する~
ぜひ上記のCDを聴いて感情を手放すことで、潜在意識の好転反応を乗り切り、人生を劇的に変化させていってください