あなたは、“親の愛情”に恵まれて育ったと感じていますか?
それとも、“親の愛情不足”のせいで、大人になった今、自分は愛されない人生を送っているのだと、感じていますか?
ですが、真実をお伝えすると、親のせいにしている限り、あなたが愛されることは、今後絶対にありません。
なぜなら、あなたが愛されない理由は、あなたの潜在意識にあり、あなたの親は直接的な原因ではないからです。
そこで今回は、なぜ愛情不足で育った人は強烈に愛を求めるのか、あなたが愛されない原因となっている潜在意識とは何か、大人になってから愛される人に難なく変身する技とは何か、をお伝えしていきます。
Contents
1.親の愛情不足
1−1.愛情不足で育った大人の特徴
まず、親の愛情不足だと認識している人の特徴には、次のようなものがあります。
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- 大人になってからも、自分は愛されないものだと認識している
- 親だけでなく友達、恋愛、仕事など、あらゆる関係で愛に自信がない
- 愛される場面に出くわしても、自ら身を引き、愛を諦めがち
- 愛されないため、人生に対して悲観的な面がある
- 親の代わりに、異性から愛をもらおうとして、恋愛に傾倒しがち
- 愛されない自分をどうにかするため、愛される価値を得る事に必死になる
- 大人になってからも、親が愛情をくれなかったと恨んでいる
上記は、愛情不足で育った子供の特徴ですが、大人になってからも、その特徴を持ち続け、人生全般に影響を及ぼします。
1−2.愛情不足で育った大人が、愛が欲しい心理
そのため、たとえば、あなたに愛情不足の彼氏がいて、上記のような特徴を持っているなら、ここでお伝えする内容を、ぜひ共有してあげてください。
愛が欲しい男性の心理は、両親との関係性の中で、愛を十分に受け取れなかった傷を補うため、仕事や恋愛、他の人間関係などでそれを補おうとします。
ですが、そもそも愛をもらえることに、本当の意味での自信がないため、いつも「愛が欲しい!寂しい!」と感じており、気持に余裕がないのです。
敢えて男性視点で説明しましたが、もちろん女性も同様です。
愛されたい想いが強い人には、「愛されたい本音がやっと成就する、王道なのに誰も知らない簡単な方法」も参考になると思います
1−3.愛情不足で育った大人が、愛されない理由
ですが、親の愛情不足で育ったと思っている人が、どうしても理解できていないことは、それは“親が悪いわけではない”ということです。
つまり、あなたが愛されない人であることは、100%あなた自身の問題です。
たしかに、あなたが愛されない人になった“きっかけ”として、親との関係が上手く行かなかったことがあるのは事実です。
ですが、その親との関係性の中で、
“本当は、あなたは親から愛情をもらえていたのに、あなた自身が親から愛情を受け取らない選択をした”ことを、“親が愛情をくれなかった”という認識にすり替え、大人になった今も、今だに親を責め続けている
というのが真実なのです。
あなたは、「そんなはずはない」と思うかもしれません。非常に不快に感じたかもしれません。ですが、これが真実です。(この詳細は、次の1−4で説明します。)
あなたが、親との関係性を通して、あなたが他者から愛情を受け取らないコミュニケーションパターンを形成し、そのパターンが残っているだけであって、あなたの親が悪いのではありません。
コミュニケーションパターンについては、「コミュニケーションとは?皆気づいていない本質を全てお伝えします。」もご覧ください。
ただ、このまま、「親がこうしたから」という他者の選択が原因であると認識していては、あなたには、対処もしようがないでしょう。
その場合、“親に愛されなかったかわいそうな人”として生きていくことになります。
これでは、親の被害者として、人生を生きることになります。
被害者について気になる方は、「あなたの被害妄想を毎日着実に弱めていく、挫折知らずの簡単な方法」をご覧ください
一方、あなた自身の選択だと受け入れれば、今からでもその認識を書き換えることが可能です。この点は、あなたにとっては、非常に明るい話に感じられるでしょう。
つまり、全ては親の問題ではなく、あなた自身の問題であり、過去に愛を受け取らなかった事を、今からでも改めれば、あなたは晴れて「愛情を受け取れる人」の人生を生きていけるのです。
1−4.愛されるのが怖い心理
先ほど1−3で、以下のようにお伝えしました
“本当は、あなたは親から愛情をもらえていたのに、あなた自身が親から愛情を受け取らない選択をした”ことを、“親が愛情をくれなかった”という認識にすり替え、大人になった今も、今だに親を責め続けている
これは、どういうことかというと、親がくれたもので、あなたが「愛情ではない」と認識しているのを「実は愛情だった」という認識に改めるのが怖い、ということです。
そして、「あんなのは愛ではない!」と言い放って親を責め、「自分は愛されなかった」と嘆いている方が楽だと感じているのです。
以下では、おそらく多くの人にとって最も愛を受け取りにくい、「親から愛情を持って叱られるという例」を用いて、説明を進めていきます。
あなたが、子供の頃に、勉強に対する取り組み姿勢が悪くて、親から強烈に叱られたとします。その際、親の視点で見ると、あなたの勉強に対する姿勢がこの社会で生き抜く上で、あまり適したものではなく、それを改めさせるために叱ったとしましょう。ですが、子供のあなたには親の意図が理解できず、単に怒られたとか、親に受け入れてもらえなかったとしか認識できず、未だにそう認識したままになっているというのは良くあります。
もちろん大人になれば、当時の自分の勉強姿勢が不適切だったことは、“理屈としては”理解でき、親の意図に共感できるでしょう。
ですが、大人になってからも、あなたが“感情として”このことを受け入れ、自分を叱った親を責めるのを辞め、自分の勉強に対する態度を改めようと、潜在意識レベルで決意しない限り、ずっとあなたは親を恨んだままです。
つまり、いつまでも「あんなのは愛ではない!」「自分はあの時、親から愛されなかった!」と思い続けているままで、親が自分を叱ったのが、親の愛情だったとは思えていないのです。
なお、これは、当時の親がそれ程までの分別をわきまえておらず、あなたを頭ごなしに叱った場合も同様です。
あなたが、その叱られた経験からネガティブな感情を抱いたとしたら、その感情を持ったまま親を恨み続けている限り、あなたは親から愛情をもらえなかったという記憶を生き続けるでしょう。
1−5.愛情を受け取るため、自分を崩壊させる
ただし、それが愛だったと認める上では、1つ問題があります。
それは、先の叱られる例のように、愛情を受け取る際に、潜在意識レベルで、それ以前の自分が否定されたと感じがちだということです。
たとえば、先の例で、叱られる前までは、その人の潜在意識には、勉強をサボろうとする自分など居て、その自分が、叱られたことで反発を覚えました。その言い分は、「どうしてそんなことを言うんだ!」「そんな言い方をしなくても良いじゃないか」などです。
ですが、この場合、愛情を受け取ることに対して、勉強をサボろうとする自分が抵抗し、「自分の行いは正しいはずだ!」と思ってストップを掛けている状態ですので、その自分を崩壊させることでしか、愛情を受け取れません。
この点において、愛情を受け取る人の対応と、多くの人の対応とは、大きく異なります。
多くの人は、そうやって叱られても、叱った親に対する不快感や、勉強をサボる自分を、潜在意識に残したまま、行動や言動だけ相手に従います。
ですが、それでは面従腹背であり、潜在意識レベルでは、むしろ親に背いています。
本当に愛情を受け取るには、感情的な抵抗をする源となっている、勉強をサボる自分を崩壊させ、叱られた後には、自分の潜在意識からその自分が居ない状態になっている必要があるのです。
1−6.無価値感も取り除く
さらに言えば、潜在意識レベルで崩壊する自分とは、あなたなりに愛されようと努力してきた自分であり、その裏には「自分は愛される価値がない」という“無価値感”と呼ばれる感情があります。
つまり、無価値感から、自分なりには愛されようと努力して来た認識であるため、愛情をもって叱られるとその自分が崩壊してしまうのが怖いのです。
そこで、自分を崩壊させる際には、無価値感も同時に取り除く必要があります。取り除かないまま愛されようとしても無駄です。
それでは、「外側に価値を求める自分」が生まれ続けるだけです。
「外側の価値(魅力)」については、「あなた本来の魅力に目醒め、なぜか楽々と人気者になれる人生逆転の書」をご覧ください
以上の内容を図にすると、以下のようになります。
2.愛される人になるには
2−1.愛されるには
まとめると、親の愛情不足と認識しているあなたが、愛される男性、愛される女性になるには、上記の潜在意識の書き換えが必要です。
「愛される人の特徴」「愛される男性の特徴」「愛される女性の特徴」「愛される人柄」などについて、本やインターネットなどで様々な情報が出回っていますが、上記の潜在意識の書き換えを行わないまま、他の取り組みだけを行なっても、功を奏することはありません。
なぜなら、それらの情報は、すべて顕在意識を変える方法に過ぎないからです。
顕在意識には、意識を現実化させる力が12%しかないのに対して、潜在意識には88%の力があり、圧倒的に、潜在意識を書き換えることの効果の方が大きいのです。
特に女性の場合、愛される人生を生きるため、「愛される女性とは何?愛される女性になる方法って何なの?」という疑問を抱かれる方も多いと思いますが、愛される人になるには、潜在意識の書き換えが必須です。
愛されない女性、愛されない妻を脱却するため、顕在意識を書き換えるだけのノウハウに踊らされていては、いつまでも、親の愛情を受け取れなかったと嘆く人生になるでしょう。
2−2.親の愛情を受け取れた人
最後に、親の愛情を受け取れた人は、どのような人生を生きるのかに触れておきます。
親の愛情を受け取れる人は、本当の意味で、親に(他者に)“甘える”ことができる人です。
“甘える”ということに関して、自分自身で何もしないことだというネガティブな印象を抱いている方もいるかと思います。
ですが、むしろ“甘える”とは、潜在意識に「無価値感」や「外側に価値を求める自分」がない人が、相手に素直に愛情を求める行為です。
すなわち、“甘える”のは、愛情を受け取る行為の1つなのです。
本ページは、”愛情を受け取る話”に絞って説明していますが、”愛情を与える話”については、「愛情とは?その核心を押さえ、恥ずかしがらずに愛情表現できる裏技」をご覧ください
潜在意識に無価値感があると、「外側に価値を求める自分」が、その価値を持っていることで勝ち得た愛情だけしか受け取ろうとしないため、素直に相手に甘えることができません。
たとえば、親が期待されていることをしっかりやった対価として、このくらいは愛情を受け取って良いだろう、といった具合です。
愛されない女の特徴として、甘え下手であることが挙げられることが多いですが、自分が外側の価値(美容など)得た対価でしか、男性から愛情を受け取れないと思っているため、上手に甘えられないのです。
2−3.親の愛情不足で育っても、大人になって愛される人に難なく変身する技
以上でお伝えした潜在意識の書き換えは、一般的には容易ではありません。あなたの性格を根本改善する作業だからです。
ですが、それを難なく行える方法があります。それは、以下のクリスタルマインド®CDを聴くという方法です。
※クリスタルマインド®CDについては、クリスタルマインド®CDが人生を変える上で劇的な効果がある理由の後半で詳しく説明しています。
まず、「恩恵を受け取る体質を創る」ですが、これは、素直に、親からの愛情を受け取れる体質になるCDです。親からの愛情というものは、恩恵そのものです。愛されるために、自分で特別なことを何もせずとも、親が注いでくれるものだからです。なお、バリュエーションを持たせたいなら、このCDの代わりに「親子の絆を取り戻す」や「権威との確執を取り除く」を聴いても良いでしょう。
次に「存在意義が崩壊する恐怖を癒す」ですが、これは、愛されるために外側に価値を求めてきた自分が、愛情を受け取る際に崩壊する恐怖を取り除くためのCDです。叱られた際に反発を覚えるのは、この感情が邪魔しているためですので、聴いていると、愛情をすんなりと受け取れるようになっていきます。
最後に「無価値感を溶かす」ですが、これは存在意義の奥にある、“自分には愛される価値がない”という無価値感をなくしていけるCDです。これがなくなれば、本当の意味で相手に甘えられるようになりますし、愛情を受け取れる体質になっていけるでしょう。
なお、聴く順番は、恩恵を受け取る体質を創る→存在意義が崩壊する恐怖を癒す→無価値感を溶かす、が良いでしょう。
2−4.期待される効果
以上のCDを聴いていると、あなたは、過去に親から愛情を受け取らなかった選択を改め、愛情を受け取れた場合の人生にシフトチェンジ出来るでしょう。
そして、あなたもお気づきの通り、親との関係性のパターンは、友達、恋人、夫婦、仕事、目上、目下など他の様々な人間関係生にも現れますので、人生全般が変わっていきます。
一方で、この潜在意識の書き換えを行わない場合、あなたは、親が愛情を受け取れなかったと言って親を責め、「愛が欲しい」と言って嘆く人生を送り続けるでしょう。
潜在意識の書き換えは、あなたが意図的に行わない限り絶対に自然とは起きませんので、あなたは今と同じように、愛されない人生を生き続けることになります。
ぜひ潜在意識を書き換えて、愛情を注いでくれた親に最高に感謝して生きる人生を送ってください
3.まとめ
- 親の愛情をもらえなかったというのは嘘で、本当はあなたが親から愛情を受け取らない選択をしただけである
- 愛情を受け取らなかったのは、あなたの潜在意識にある、自ら外側の価値を手に入れて愛を勝ち取ろうとした「存在意義」と、その奥にある「無価値感」が原因
- これらを書き換えると、本当の意味で相手に甘えられるようにもなる
- また、親との関係だけでなく、他者とのコミュニケーションが全体的に改善する
- そのためには、以下のクリスタルマインド®CDを聴くことが有効