頭の中の会話は潜在意識の現れ|なぜ静寂が最強なのか?

頭の中の会話 潜在意識

あなたは、自分の頭の中の「声」に気がついたことはあるでしょうか?

それらの「声」が会話をしているのに、気がついたことがありますか?

実は、これらの頭の中の声は、全てあなたの潜在意識の現れです。

そして、頭の中の声がなくなり、潜在意識が静寂になった時にこそ、あなたの能力は最大限発揮され、あなたは最高の成功を収めることができます

そこで今回は、頭の中の会話と潜在意識との関係、そして潜在意識を静寂にするための具体的な方法について、詳しく説明していきます。

Contents

1.頭の中の会話は、潜在意識の現れ

1-1.私たちの頭の中は、色々な人格の「声」でいっぱい

私たちの頭の中では、日々様々な会話が繰り広げられています。

たとえば、Aさんという人物の頭の中では、一度お金について考え始めると、次のような会話が繰り広げられるかもしれません。

  • お金が欲しいAさん:「もっとお金を稼ぎたいな!いい仕事はないかな!?」
  • 働きたくないAさん:「働きたくないな・・・もっと節約するしかないな・・・」
  • 貧乏でいるのが恥ずかしいAさん:「お金がないと困る!今すぐ稼がなければ!」
  • いい親でいたいAさん:「子供の教育費を払うには、収入を上げる必要があるな・・」
  • お金持ちが嫌いなAさん:「金持ちになれば、私も皆から嫌われるかも・・!」

これらは、どれも同じAさんです。

「二重人格」といった言葉があるように、1人の人の中に複数の人格がいることは特別なことと思われがちですが、実は、人は誰でも複数の人格を持っており、それぞれの人格が「声」を発しています

そして、その「声」同士が衝突することで、頭の中で会話が繰り広げられています

1-2.「頭の中の声」は潜在意識の現れ

この声は、誰にでもあるものですが、声の内容は人によって違います。

そして、その声の正体こそが、あなたの潜在意識なのです。

この声とは、潜在意識が、何かしらの事象や出来事、他者などに対して反応した結果現れるホンネです。
そして、そのホンネが発せられる度に、あなたの潜在意識は強化されていきます。

もっと正確にいうと、あなたの潜在意識の中にいる人格のほぼ全ては、潜在意識の中にある「感情」の現れです。
先程のAさんで言えば、「働きたくない」「貧乏でいるのが恥ずかしい」「いい親でいたい」「お金持ちが嫌い」は感情です。

ですので、Aさんは、お金について真剣に考えているように見えて、実は、ほとんど感情に流されて、「感情に思考させられている」に過ぎません
能動的というより、感情によって受動的に「声」を発しているだけです。

1-3.「頭の中の声」が多いと、人生は上手くいかない

そして結果として、Aさんは、様々な人格が衝突し、非常に強い葛藤に襲われています。

そもそも、Aさんの中にいる5つの人格が会話をしても、意見がバラバラすぎて合意形成は得られず、有用な結論が出ないことは明らかでしょう。
結果として、お金を得るために実際に行動を起こすことはなく頭の中の役に立たない会話のための時間を浪費します。
いずれは、会話すること自体が嫌になり、お金の事を考えるだけで疲れてくるでしょう。
こうして無駄に時間が過ぎ去っていき、結局お金を得られない、という現実に直面するはずです。

これは、たとえて言うなら、無駄な会議ばかりしている割には、なかなか意思決定がなされず、変革が起きる気配のない「大企業」のようなものです。

2.なぜ潜在意識は「静寂」が最強なのか

2-1.「静寂」な潜在意識とは

逆に言えば、それらの「声」が無くなれば、人生は変わります

言い換えると、自分の潜在意識から感情が無くなり、人格の数が減った分だけ、頭の中の会話も少なくなって、本当にすべきことに注力できるわけです。

究極的には残るのは、その状況で本来すべきことをするという1人の人格だけであり、そのの状態の潜在意識は、「静寂」そのものです。

そして、「静寂」になると、「目的を成すために、どうするのか?」だけに想いを巡らせることができる、非常に生産的な状態になります。
なぜなら、「やれない理由」「やりたくない理由」などに関する「声」を発する人格がいないため、目的を達成するために、一番素直で、一番効率がよい選択ができるからです。

ここに、大富豪ナポレオン=ヒルが、「大事な選択は30秒で決める必要がある」と言った真意があります。
つまり、選択を即決できるほど、潜在意識の人格の数が少なくないと、何も成せないということです。
実際、先のAさんのような人物には、「お金持ちになるチャンス」が訪れても、たった30秒ではそのチャンスに乗るという結論を出せないことは自明でしょう。

また余談ですが、当サイトでは、この静寂な潜在意識を、「クリスタルマインド」と呼んでいます
クリスタルは透明度が高いため、入ってきた光をそのまま転写することができますが、それと同じように、達成したい目的や願望を、そのまま現実化させることができるマインド(潜在意識)という意味です。
クリスタルマインドになれば、人生の望みは簡単に叶うのです。

2-2.潜在意識を「静寂」にする方法

そして、潜在意識を静寂にするための第一歩は、「頭の中の声」に1つ1つ耳を傾けることです。
なぜなら、感情の表れが「声」なのですから、「声」の言い分に注意深く寄り添うことが、あなたの潜在意識の感情を理解するための大切な取っ掛かりになるからです。

そして、気づいた感情を手放していくことで、静寂に近づいていきます

そのための具体的な方法としてオススメなのは、下記のクリスタルマインドCDを聴くという方法です。
クリスタルマインドCDは、先述のようにクリスタルのようなマインドを目指すべく、聴くだけで潜在意識に働きかけるCDシリーズです。詳しくは、下記をご覧ください。

「気の感受力をアップする」を聴くと、自分の頭の中の声に敏感になっていくでしょう。

そして、「恐ろしいくらいエゴが外れる」を聴くことで、その余計な声を発している人格(エゴ)を手放していくことが出来るわけです。

なお、クリスタルマインドCDの聴き方については、下記をご覧ください。

ぜひ「頭の中の声」を手放し、潜在意識を静寂にして、楽々と人生を発展させていってください