あなたは、いい人と言われることがありますか?
「いい人なんだけど・・・」と言われて、悔しい想いをしたことがありますか?
実は、あなたが「いい人」であることは、あなたが損をするだけでなく、周りの人にも迷惑を掛けます。
ですが残念なことに、「いい人」をやめることは、かなり難易度の高いことです。
なぜなら、あなたが「いい人」をやめるには、あなたの潜在意識を書き換えることが唯一の方法だからです。
これは、仕事でも、恋愛関係でも、友達関係でも一緒です。
そこで今回は、いい人の特徴や、「いい人」に関する潜在意識、その潜在意識の書き換え方などをお伝えします。
Contents
1.いい人止まりの人
1−1.いい人の特徴(いい人ぶってる人の特徴)
まず、いい人には、次のような特徴があります。
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- 頼まれ事を断れず、引き受けておいて不満が残る
- 相手に何かを厳しく伝えるべき時にも、それができない
- 自分の権利を他者に譲る等、いい人で居ようとして損をする
- 恋愛で、「いい人だけど好きになれない」と言われ、「いい人どまりの女性」「いい人どまりの男性」のままで終わる
- 仕事で、「いい人なんだけど」と言われ、いい人どまりで評価されない
- 友達関係でも、なんとなく友達と心の距離を感じ、親密になりきれない
- 周りの人からは、「いい人」と言われつつ、実は「扱いやすい人」「都合が良い人」「便利な人」「無難な人」として扱われている
- 時に、いい人アピールをしていると思われ、うざいと認識されることもある
上記から分かるように、「いい人」という一見ポジティブな表現がされる割には、人生がイマイチ上手くいかないのが特徴です。
率直に言って、あなたが“いい人”なら、あなたの人生を生きていません。
いつも周囲の人の顔色を伺い、周囲の人に合わせているだけであり、誰かの期待する、誰かの人生を生きているだけです。
あなた自身が「こう思う!」「こうしたい!」「こうなりたい!」という考えを持ち表明できない限り、あなたの人生は誰かに流されているだけで、うまく行かなかった時に不満だけが募り、“被害者”に成り果てます。
つまり、あなたは、あなたの人生の責任を引き受けられてない状態にあり、あなたの人生は、本当の意味で発展することはありません。
被害者については、「あなたの被害妄想を毎日着実に弱めていく、挫折知らずの簡単な方法」をご覧ください
責任を引き受けるというのは、たとえば、会社で一定のポジションにある人たちは、自組織がうまくいくように、少なからず責任を引き受けた判断をしています。そういう人は、いい人とは違い、目の前の人の顔色を伺い過ぎないため、組織全体を見た全体最適な判断ができるでしょう。
また、家族を養っている人は、家族の経済的責任を引き受けていますし、恋人が居る人は、恋人が幸せで居られるように一定の責任を引き受けています。
ですが、あなたが、いい人である程度に応じて、何かの責任を引き受けることよりも、あなた自身が好かれ、嫌われないようにすることの優先順位の方が上になるため、責任を引き受けられる量が減ってしまいます。
つまり、あなたが“いい人”であることは、あなたの人生が上手く行かないだけでなく、周囲の人にとっても迷惑を掛けるということです。
そのため、たとえば恋愛関係において、あなたが“いい人”であるために、異性にモテないことは明らかでしょう。
仮に最初の印象は良くても、相手にとっては、途中で物足りなくなるはずです。
友達関係でも同様です。
あなたが“いい人”として、自分の人生の責任や、他者に対する責任を放棄しているなら、あなたは魅力的には映りません。
むしろ、きちんと責任を引き受け、それ故に自由に生きている人の方が、よほど魅力的に映るものです。
1−2.いい人の心理
では、彼らは、自分がいい人であることを、どのように感じているのでしょうか? 彼らが“いい人を演じる心理”とは、次のようなものです。
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- いい人として、感じ良く振舞っていないと怖い
- 相手のことを考えて居るようで、実は自分が好かれることや、自分が嫌われないことしか考えていない
- 「いい人で居たい」のではなく、「いい人でしか居られない」と思っている
- いい人でしか居られない自分のことを、情けないと思っている
- (自分でいい人を演じているのに)他者からいい人として振る舞わされていると認識し、内心怒っている
- いい人ぶることに、疲れたと感じている
- だが、いい人で居ることで、上手くいっている局面もあり、いい人をやめる決心がつかない
上記のように、いい人は、いい人である事を肯定的に感じていない場合が多々あります。
そして、“いい人”ではない他の人のことを羨ましく感じることもあります。
羨ましく感じるのは、他者の顔色を伺いながら“いい人”として振る舞い続ける必要もなく、言いたいこと・思っている事を素直に伝えても、他者と上手くやれる点です。
ですが同時に、他の人のように自由に振舞ったら、周囲の人から好かれず大変だとも感じています。
このような葛藤があるため、人間関係を面倒くさく感じ、一人で居た方が気を遣う必要もなく、落ち着くと感じる人もいます。
そして、出来れば、“いい人”から抜け出したいとは感じつつも、その抜け方が分からず、いい人として振る舞うのをやめると、他者から冷たい人だと思われることや、愛されなくなることを怖れています。
1−3.いい人で居続ける本当の原因
あなたが“いい人”から抜け出したくても抜け出せない原因は、あなたの潜在意識にあります。1−2の内容は、すべて潜在意識レベルの内容です。
意識には、潜在意識と顕在意識があり、多くの人は、顕在意識レベルで“いい人”からの脱却を試みます。
ですが、あなたの性格は、潜在意識により88%、顕在意識により12%決められていますので、顕在意識だけで、いい人をやめようとしても、ほとんど意味がありません。
たとえば、あなたは“いい人”を抜けるために、自分が他者に言えずにいることを伝えてみたことがあるかもしれません。
ですが、思い切って伝えてみても、周りの反応が微妙で、やはり自分は“いい人”でいるしかないという結論に至ったかと思います。
あるいは、一時は上手くいっても、持続的に想いを伝えられるようにはならなかったでしょう。
これは、潜在意識を変えないまま、顕在意識だけを変えようとした結果、「いい人で居続けよう」とする潜在意識に負けてしまったことを意味しています。
結局、いい人をやめる方法は、あなたの潜在意識を書き換えることだけです。
2.いい人をやめる
2−1.いい人止まりを脱却し、いい人をやめる2タイプの攻略法!
ただ、潜在意識の書き換えは、一般的には容易ではありません。あなたの性格を根本的に変える作業だからです。
ですが、それを簡単に行える方法があります。それが、以下のクリスタルマインド®CDを聴くという方法です。
※クリスタルマインド®CDについては、クリスタルマインド®CDが人生を変える上で劇的な効果がある理由の後半で詳しく説明しています。
<タイプA:周囲の人の目がとにかく気になる人向け>
まず「見捨てられる恐怖を癒す」ですが、これは、周囲の人の目が気になり、周囲の人から見捨てられないように、“いい人”として振る舞ってしまう人に効果的なCDです。自分には愛される価値がないとか、嫌われたら大変とか、いつも感じよく振舞わなければいけないと感じてしまい、相手の顔色を伺い過ぎてしまう人にオススメです。聴いていると、そうした想いが徐々に弱まり、いい人として生きる必要がなくなっていきます。
オプションの1つ目の「恋愛体質を創る」は、特に恋愛において“いい人”を抜け出せないことが気になっている人に、「見捨てられる恐怖を癒す」と組み合わせて聴くことをオススメします。恋愛では、異性の気持を大切にすることは重要ですが、それは“いい人”が思っているように、過剰に相手に気持ちを考えることとは、明確に異なります。このCDを組み合わせて聴いていると、徐々にその違いも分かるようになり、恋愛でいい人を抜け出す方に向かえるでしょう。
オプションの2つ目の「リーダーとして生きる」は、特に仕事において“いい人”を抜け出せないことが気になっている人に、「見捨てられる恐怖を癒す」と組み合わせて聴くことをオススメします。仕事が出来るようになるには、目の前の人の顔色に囚われず、全体視点で物事を捉え、判断することが重要です。このCDを組み合わせて聴いていると、これまであなたがドライだと感じがちだった全体視点でのリーダーシップが、自然に取れるようになります。
<タイプB:心の内で思っていることを言えない人向け>
1つ目の「創造に染まる事への怖れを取り除く」は、自分の心の中で思っていることがあるのに、それを言ってはいけないという想いが強く、その考えを言えないでいる人にオススメです。聴いていると、その隠している想いや考えを明確に再認識し、それを言えないでいる葛藤から抜け出すことを強烈にサポートしてくれます。
ただしこれは、2つ目の「罪悪感を・・・」とセットで聴いてください。なぜなら、隠している想いを伝えることには、強烈な罪悪感があるはずなので、「罪悪感を・・・」をセットで聴き、それを手放すことが有効だからです。これらを組み合わせて聴いていると、言ってはいけないと思っていたことが、徐々に自然と言えるようになるのを感じ、あなたの世界が広がっていくのが感じられると思います。
2−2.期待される効果
タイプAまたはタイプBによって、潜在意識の書き換えに取り組むと、徐々に、“いい人”である必要性がなくなっていき、あなたは自然と次のステージへと進むことができます。それは、今のように、いい人をやめるのが怖いという感覚もなく、ごくごく自然と、新しい性格のあなたとして振る舞えるということです。
一方、この潜在意識の書き換えに取り組まない限り、あなたはこれまでのように、“いい人”でしか居られない潜在意識を持ち続けることになります。
潜在意識は、あなたが意図的に書き換えない限り、自然と書き換わることは絶対にありませんので、あなたは“いい人”のままです。
この場合、顕在意識であがいても潜在意識の力には勝てませんので、恋愛や仕事、友達関係において「いい人なんだけど・・」と言われ続ける人生を歩むことになるでしょう。
また、あなたの人生を生きられず、誰かの期待を生きる人生を送ることになるでしょう。
ぜひ潜在意識の書き換えに取り組み、いい人止まりを脱却し、全く新しいステージへと一歩踏み出されてください
3.まとめ
- “いい人”という一見ポジティブな表現がされる割には、人生がイマイチ上手くいかない
- “いい人”は誰かの人生を生きているだけで、自分の人生を生きていない。周囲の人の責任も引き受けられず、迷惑を掛けがち
- “いい人”は、“いい人”でいることを肯定的に捉えておらず、自由に振る舞える人を羨ましく感じている
- “いい人”でいる本当の原因は、あなたの潜在意識にある
- 潜在意識の書き換えには、以下のクリスタルマインド®CDを聴くことが有効
- <タイプA:周囲の人の目がとにかく気になる人向け>
- <タイプB:心の内で思っていることを言えない人向け>