あなたは、自分を愛していますか?
あなたは、自分が好きですか? それとも、嫌いですか?
薄々感づいていると思いますが、あなたが自己嫌悪に陥ることは、何の生産的な結果も生みません。
ですが、あなたが自己嫌悪から抜けようとするほど、あなたはどんどんと自己嫌悪にハマっていくというのが真実です。
実は、あなたの潜在意識を書き換えることが、あなたが自分を愛するための唯一の解決策となります。
そこで今回は、自己嫌悪にまつわる潜在意識について説明した上で、その潜在意識を書き換えて自分を愛するための具体的な方法をお伝えします。
Contents
1.自己嫌悪とは
1−1.自己嫌悪に陥った時
人は、自己嫌悪に陥った時、とても暗い気分になり、自分のことを責めてしまうものです。
時には悲しくなったり、自分が自分であることを嫌になったり、行なってしまったミスについて何度も思い出し、その度に自分を嫌いになっていきます。
ですが、そもそも、どうして人は、自己嫌悪に陥るのでしょうか?
冷静に考えれば、自分のことを責めても、辛いばかりで、何も生産的な結果が得られるわけではないことは分かります。
ですが、自己嫌悪に陥っている時、人は自己嫌悪からは簡単には逃れられず、どこまでも自分を嫌いになり続けてしまうものです。
なぜ簡単には逃れられないのかというと、自己嫌悪には2つの誤解があるからです。
1−2.誤解①「自分を責めれば、罪を見逃してもらえる」
自己嫌悪についての誤解の1つ目は、自己嫌悪に陥っている人は、心のどこかで「自分を責めた方がよい」と思ってしまっていることです。
自己嫌悪に陥っている人の中には、何か失敗をした時には、きちんと自分は罰せられるべきであり、しっかりと自己嫌悪に陥ることで、反省している姿を周囲に見せることが出来る、と思っている人がいます。
ですが、これは大きな間違いです。
自らの行いに対して罪悪感を抱き、自己嫌悪に陥るということは、単に自らを罰し続けているだけです。
むしろ、そうやって自分を責め、暗い気分になって落ち込み続けることで、ますます自己嫌悪にハマることが得意になってしまいます。
そうやって自分を責めるという感情パターンを使い慣れていくからです。
そして、自己嫌悪にハマっている人が、本当に行っていることは、
「自らの犯した過ちについて認めて改めないにも関わらず、一見反省しているように見せることで、それ以上追及しないで欲しいと相手を牽制すること」です。
普通に考えたら、罪を犯したら、それを認めて、次からは改めることが筋でしょう。
ですが、自己嫌悪に陥っている人は「認めて謝ること」をせず、「落ち込んで、自分を責めること」で、その場をやり過ごそうとしているのです。
1−3.誤解②「きちんと生きれば、自己嫌悪から抜けられる」
自己嫌悪についての誤解の2つ目は、「(自己嫌悪に陥らないように)何かをきちんと行えるようになれば良い、と思っていること」です。
たとえば、仕事Xでのミスが続き、自己嫌悪に陥っているAさんが居たとします。
Aさんは、仕事Xでミスをしないように頑張れば、自己嫌悪から抜けられるでしょうか?
実は、抜けられません。
たしかに、仕事Xでのミスが無くなれば、Aさんはミスした自分を責めることは無くなるでしょう。
ですが、仕事Xで自己嫌悪にハマっているAさんは、仕事Yや仕事Zにおいても、自己嫌悪にハマりやすいはずです。
さらには、油断すれば、仕事Xにおいても自己嫌悪にハマる可能性が残っています。
そしてAさんは、仕事以外のプライベートなことについても、自己嫌悪にハマりやすいはずです。
自己嫌悪にハマる人は、ある出来事において自己嫌悪にはハマらなくなっても、別の出来事で自己嫌悪にハマってしまうのです。
これでは、自己嫌悪にならないように、あらゆることを頑張り続けなくてはならず、疲弊し続ける人生になってしまいますし、いつまで経っても自己嫌悪は消えないでしょう。
つまり、外側の出来事を変えようとしても、あなたの自己嫌悪は消えないのです。言い換えると、あなたがどれだけ頑張って、外側で起きる出来事を変えようとしても、あなたが自分を好きになれることはありません。
たとえば、優しい人になっても、お金持ちになっても、あなたが自分を好きになれることは無い、ということです。
むしろ、嫌いな自分から抜けようという動機で、「優しい人」や「お金持ち」になろうとすると、自分は自分のことを嫌いなのだと自ら認めるようなものなので、かえって自分を嫌いだという想いが強まってしまいます。
つまり、背伸びをして色々頑張ってみても、自己嫌悪は消えないどころか悪化するのです。
1−4.自己嫌悪の原因
それでは、自己嫌悪の原因は、どこにあるのでしょうか?
それは、あなたの潜在意識における、感情パターンです。具体的には、「自己嫌悪に陥ることで、自分を責め続け、自己否定感に浸るというパターン」です。
実は、自己嫌悪に陥る人の潜在意識は、このパターンにハマること自体を目的として、あなたに様々な経験をさせています。
たとえば、ついつい友達に酷いことを言ってしまって自己嫌悪に陥ったり、上司に嘘をついてしまい自己嫌悪に陥ったりします。
つまり、あなたの潜在意識にこびりついている、自己嫌悪に陥る感情パターンを変えるしかないのです。
そして、そのためには、あなたが自己嫌悪に陥ることで、本当には謝らないで生きてことを認め、今度は本当に謝り、改めるしかないのです。
2.潜在意識により自分を愛する方法
2−1.自己嫌悪のない心とは
あなたの潜在意識にこびりついている、自己嫌悪に関する感情パターンを変えると、あなたは、本当の意味で自分を好きになることができます。
素敵な人と結婚して、お金がたくさんあって、友人がたくさんいる人になれば、自己嫌悪に陥らなくなると思っている人もいるかもしれませんが、それは全く関係ありません。
他の人と比べて自分の方が何かにおいて優れているという優越感から、自分は自分のことを好きであると認識するのは、誤った認識です。
あるいは、ごく稀に、自分のことを嫌いだと周囲の人に話すのが嫌で、強がって自分のことを好きだと言い張る人が居ますが、それも本当の意味で自分を好きになったとは言えません。
自己嫌悪のない心の人とは、必ずしも、誰かよりも何かが優れた人とは限りません。もちろん、自己嫌悪のない人は、仕事や人間関係がうまく行きやすいため、結果的にお金持ちになれることも多いのですが、それは結果論であって、お金持ちではなかったり、出来ないこともたくさんあったりするでしょう。
ただし、何かが出来ないことで、自分を責めることがないため、とても心が自由で、いつも楽で、満たされた気持ちで居られるのです。
2−2.自己嫌悪のない潜在意識を手に入れるのは、通常難しい
そのような心になるためには、自己嫌悪に陥りたい感情パターンを改める必要がありますが、一般的に、潜在意識の書き換えというのは、容易ではありません。
なぜなら、これまであなたが、自己嫌悪によって自分を責めるということを、何度も繰り返し行い、その感情パターンを使い慣れてしまっているからです。
言い換えると、自分は反省しているのだとか、自分は何かが出来ないのだから仕方がないといった口実を用いて、好き好んで罪悪感に浸り続けて生きてきた分だけ、それを改めることは途方も無いことに感じるでしょう。
ですが、その感情パターンの書き換えを、とても簡単に進めていける方法があります。
2−3.潜在意識により、心の底から自分を愛する方法
その方法というのは、以下の3枚のクリスタルマインド®CDを聴くという方法です。
※クリスタルマインド®CDについては、クリスタルマインド®CDが人生を変える上で劇的な効果がある理由の後半で詳しく説明しています。
まず「自分を好きになる」は、自己嫌悪から抜け出そうとか、嫌いな自分を好きになれるようにと思って、何かを頑張って生きて来た人の目を覚まさせてくれるCDです。聴いていると、「そのままの背伸びをしない自分のまま、自分を好きになっていい」と思えるようになっていき、自分を心から好きになれる潜在意識になっていきます。
これと組み合わせた方が良いのは「罪悪感を・・」です。聴いていると、罪悪感に浸りこむレベルが浅くなっていったり、これまで罪悪感を感じていた場面でも罪悪感を感じなくなっていったりします。そうなると、自己嫌悪にハマる必要もなくなり、段々と自分のことを好きだと思えるようになっていきます。
オプションとして1枚挙げているのは「悲しみを手放す」です。自己嫌悪が強い人の潜在意識は、悲しい気持ちでいることも好んでいることが多いです。そのため、「自分を好きになる」や「罪悪感」と組み合わせて聴くことで、あなたが自己嫌悪をやめることをサポートしてくれます。悲しみが気になる方は、上記2枚に加えて聴いてみると良いでしょう。
以上のCDを聴くと、あなたの自己嫌悪は徐々に弱まり、以前よりも自分を好きになったと感じる瞬間が訪れるでしょう。あなたの潜在意識に働きかけるCDですので、本当に深いレベルでの変化を実感することが出来るはずです。
一方、あなたが自己嫌悪に関する潜在意識の書き換えに意図的、意識的に取り組まなければ、あなたの潜在意識が自然と変わることは、絶対にありません。
その場合、以前までと同様、「本質的には自分のことを嫌い続けたまま、表面的には自分を好きになろうとしているつもりの人生」を生きていくことになるでしょう。
ぜひ潜在意識の書き換えに取り組み、自己嫌悪に陥らず、背伸びもせず、心の底から自分を好きと言えるようになっていってください