あなたは、プライドが高いですか?
自分のプライドを優先し、失敗した経験はありませんか?
自分からプライドが消え去ったら、今より楽に生きられると思いませんか?
率直に言って、プライドは、仕事も人間関係も大失敗させるため、完全に不要なものです。ですが、実はプライドを捨て去るには、プライドにまつわる潜在意識を書き換えることが必要です。
そこで今回は、プライドにまつわる潜在意識とはどのようなものかを説明した上で、それを誰にも知られずに、簡単に書き換える方法をお伝えします
Contents
1.プライドが高い人
プライドの高い人の潜在意識について説明する前に、そもそもプライドが高い人とは、どのような人なのかを説明しておきます。
1−1.プライドが高い人の特徴
まず、プライドの高い人には、3つの特徴があります。
特徴1:認めて欲しい
プライドの高い人は、とにかく他者から認めて欲しいし、自分のことを褒めて欲しいと思っています。
また、プライドの高い人は、自分を他の人以上に認めてもらいたくて、他の人が認められているのを見るのが嫌いで、自分だけが特別に愛される存在でいたいと思っています。
さらに、プライドの高い人は、周りの人が自分のことを認めてくれないのは、おかしなことだとさえ思っています。
特に、権威や異性から褒められたり認められたりすることが重大に感じられます。
特徴2:自分の意見を通したい
プライドの高い人は、そのプライドの高さが、自分の意見を受け入れてもらうこととリンクしていることが多く、その場合、自分の意見を通そうとします。その際、他者に対して、強引に意見を押し通しがちであり、本来採用されるべきではない意見が通ってしまい、他者やチームをミスリードしてしまいがちです。
特徴3:自分の基準で他者を評価し、罰したり見下したりする
プライドの高い人は、自分の考えや価値観が正しい前提で、その考えや価値観によって、他者を評価します。
そして、他者がその評価に叶わなかった場合、(口にするかどうかに限らず)心の中では他者を罰し、見下します。
1−2.プライドが高い人の心理
次に、プライドの高い人は、内心では次のようなことを考えています。
心理1:“自分を褒めてもらうための道具”として他者を利用する
プライドの高い人は、他者を、自分を褒めてもらうための道具としてしか見ることができません。
褒めてもらえるかどうかでしか、相手の価値を判断できないのです。
または、自分と同じ意見の人の存在も、プライドの高い自分を肯定してくれることになるため好みます。
いずれにしても、他者を見る目にフィルターが掛かっており、他者をありのままに見ることができません。
極端な話、褒めてくれなければ、相手は物と一緒なのです。
心理2:プライドを傷つけられる人が大嫌い
プライドの高い人は、自分のプライドを傷つける人のことが大嫌いです。
自分のプライドを傷つけ、自分を脅かす人とは敵対し、喧嘩することも多々あります。
そして、そういう相手には、本当は近寄りたく無い、関わりたく無いと感じています。
その際、自分のプライドが高いのは仕方のないことと思っており、自分はプライドを傷つけられた被害者なのだと感じています。
つまり、自分を傷つけた相手が悪いのと心底信じており、プライドを傷つけないように配慮して関わるのが社会の常識だとさえ、本気で思っています。
1−3.プライドが高いことのデメリット
また、プライドが高いと、2つのデメリットを抱えることになります。
デメリット1:人間関係で孤立する
プライドが高い人というのは、周囲の人からすると、厄介な存在でしかありません。
仮に、プライドが高い人が表面上は良い人を装って振舞っていても、本当はプライドが高いことが周りの人にはバレバレです。
そのため、とっつきにくく、関わるのに気を遣う上に面倒であるため、周囲の人からすると関わる機会を極力減らしたいと考えています。
また、そもそも、プライドが高い人自身が、そのプライドを満たしてくれる人間関係だけを取捨選択したがるため、仲良くできる人がごく少数に限定されます。
結果的に、プライドが高い人は孤立しがちで、人付き合いも狭くなるのです。
孤独については、孤独感に振り回される人生から脱するために、誰でも出来る簡単な方法で詳しく説明しています。
デメリット2:人生の幅が広がらない
プライドが高い人は、そのプライドを満たすために様々なことに頑張って取り組む人も一部いますが、本心では、自身のプライドが傷つく可能性があることには挑戦したくないと感じています。
そのため、仕事においても、プライドが高い人は、自身のプライドが傷つく仕事に取り組むことを避けてしまう場面があるため、本当の意味で仕事ができることはありません。
つまり、プライドの高い人は、仕事にせよプライベートにせよ、人生の幅が狭くなりがちなのです。
1−4.プライドの正体
ですが、プライドとは一体何なのでしょうか?
プライドの高い人は、自分のプライドが傷つけられそうになった瞬間、“本来のもろい自分”に直面します。
“本来のもろい自分”とは、「本当の自分は愛される価値がない」と固く信じている自分であり、普段は、潜在意識の奥底に封印されています。
そして、その愛される価値がない自分を守るために何かにすがりつき、偽りの価値をまとって生きています。
ですが、プライドの高い人は、ひとたび、すがりついている偽りの価値が否定された途端、その奥にいる本来の自分が一瞬垣間見えることが怖くて仕方がないのです。なぜなら、その本来の自分の存在を否定し、目を背け、存在しないことにしたいと思っているからです。
そのため、いつも必死にプライドを守ろうとし、自身のプライドを傷つけられないようビクビクして生きているのです。時には、プライドを傷つけられそうになると、先手を打って防衛することもあります。
このように、プライドが高い人は、一見すると自信のある人のようでいて、実は、人一倍自分に自信がないのです。
そして、心のどこかでは、自分に自信がないことを強く自覚しており、だから必死に、自分の価値を高めることが出来そうな何かにすがりつきます。
その上で、それにすがりついた自分こそ、本当の自分だと思い込み、自分の存在を大きく見せようとしているのです。
つまり、プライドの高い人は、潜在意識の奥底に「本当の自分は愛されない」という意識を持っており、これがプライドを生み出す原因となっているのです。
2.無駄なプライドを手放すには
ここからは、あなたが、プライドの高い人だと想定して話を進めますが、あなたがプライドから自由になるためには、具体的に、何に取り組めば良いかをお伝えします。
2−1.傷つくプライドをなくす
おそらく、あなたはこれまでに、プライドの高い自分のままではいけないと思って、プライドの高い自分を押さえ込み、謙虚に振る舞おうとしたことがあると思います。
ですが、それでは、本質的にはプライドの高いあなたのまま変わっておらず、高いプライドに悩まされるままです。
プライドが傷ついて苦しむのを我慢するだけでは、一向に改善には向かいません。
改善策は1つだけで、先に述べた、潜在意識の中の「本当は愛されない自分」を手放すことで、傷つくプライド自体を無くしてしまうことです!
2−2.プライドから自由な潜在意識
あなたの潜在意識から「本当は愛されない自分」が居なくなれば、その自分を守るために何かにすがりつく必要がなくなり、当然プライドも消え去ります。
そうなれば、これまでのあなたなら、プライドを傷つけられてカチンときたり、思わず自分の心を防衛したり、反撃したくなっていた場面でも、心から笑っていられるようになります。
寛容な潜在意識を身につけたあなたなら、プライドが傷ついたことを我慢したまま無理して笑うのではなく、誰に何を言われようとも、おおらかな気持ちで居られるのです。
ただし、このような潜在意識の書き換えは、一般的には容易ではありません。なぜなら、あなたがこれまでに、「本当の自分は愛されない」と信じてきた潜在意識を、1つ1つ書き換える必要があるためです。
そして、そのような書き換えは、意図的、意識的に行わない限りは、自然と行われることは絶対にありません。
ですが、安心してください。この潜在意識の書き換えを、誰にも知られずに、こっそりと行う方法があります。
2−3.プライドが高い自分をこっそり辞めるための2つの切り札
それは、以下の2枚のクリスタルマインド®CDを聴くという方法です。
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- 執着を手放す
- 無価値感を溶かす
※クリスタルマインド®CDについては、クリスタルマインド®CDが人生を変える上で劇的な効果がある理由の後半で詳しく説明しています。
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「執着を手放す」は、あなたが、“偽りの価値”を得るためにすがりついて来たものを手放すCDです。
“偽りの価値”を得るためのものは、人によって異なりますが、たとえば、地位、名誉、お金、様々な所有物、外見的魅力、友達、恋人、配偶者、知識、能力、経験、学歴、社歴、資格、成果などが該当することが多いでしょう。
あなたが、自身のプライドを保つために手に入れて来たもので、それを失ったら、あなた自身の価値が低くなると思っているもの全てが該当します。
このCDを聴いていると、自分の価値を高めるために、それらを獲得し、持ち続けていることが滑稽に思えるようになっていき、自然と手放せるようになります。
それらは、プライドが高いあなたには命綱のように大切なものだったかもしれませんが、プライドから自由になったあなたには不要で、持っているのが不自然に感じられてくるはずです。
この「執着を手放す」と一緒に聴いて頂きたいのが、「無価値感を手放す」です。これは、あなたの潜在意識の中の「本当の自分は愛されない」という意識をなくしていけるCDで、聴いていると、何かにすがりつかなくても自分は自分でいるだけで愛されると思えるようになっていきます。「執着を手放す」だけを聴いていると、どうしても「握りしめてきた“偽りの価値”を手放したら愛されないに違いない」という想いに陥りがちなため、この「無価値感を溶かす」を一緒に聴くことが大変重要です。
以上のCDを聴くと、あなたの「本当の自分は愛されない」という潜在意識が消え、何かにすがりつく必要もなくなるため、あなたのプライドは次第に無くなっていきます。
そして、ある時、あなたは以前よりも寛容になり、人生がスムーズに進むようになったことに気がつくでしょう。
一方で、この潜在意識の書き換えに取り組まなければ、あなたはこれまで通り、プライドの高い人生を生き続けるままです。
あなたが意図的、意識的に取り組まない限り、あなたの潜在意識が自然と書き換わることは絶対にありませんので、あなたはこれまで通りにストレスを抱え、人間関係も上手くいかず、人生の幅も狭いままです。
ぜひ潜在意識の書き換えに取り組み、プライドから自由になった貴方として生きていってください。