あなたは、“キレる”ことがありますか?
急に、“キレて”しまい、後悔したことはありませんか?
キレる自分を変えたいと思ったことはありませんか?
実は、もし既に、あなたがキレやすい体質なら、“キレる”のを辞めることは容易ではありません。
なぜなら、あなたが“キレる”のは、あなたの潜在意識の問題だからです。
そこで今回は、“キレる”潜在意識とその書き換え方についてお伝えします。
Contents
1.キレる人とは
1−1.キレる人の特徴
まず、キレる人には、次のような特徴があります。
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- 誰かに八つ当たりする
- ぶっきらぼうに接する
- 急に叫び出す
- 激しく貧乏ゆすりをする
- 頭を抱え、眉間にシワを寄せる
- パソコンのキーボードを叩きつける
- 衝動的に、机を叩きつける
- 物に当たる、物を投げる
- 急にキレるスイッチが入り、怒鳴り散らす
- 周囲に対して威嚇的であり、近寄り難い
- キレる夢をよくみる
これらは、冷静に考えれば、どれも非生産的な行動であり、人生に一切役立たないでしょう。
ですが、キレる人は、どうしても自分の感情を抑えキレず、上記のような行動を取ってしまうのです。
なお、このページでは、“キレる”という言葉を「急に感情的になって、人や物に当たる」という意味で用いていますが、「怒り」や「イライラ」については、以下もご覧ください。
「怒りの根源を苦もなく撲滅し、いつも温厚な人へと生まれ変わる新方式」
「イライラする本当の原因とは?イライラが止まらない人の最後の対処法」
1—2.キレる人の潜在意識
それでは、キレて1−1のような行動をとる人は、潜在意識では、どのようなことを感じているのでしょうか?
実は、キレている人は、潜在意識レベルにおいて、(キレてしまったことを後悔しているように見えて)なんとキレること自体に快楽を覚えています。
すなわち、誰かや何かを傷つけ、八つ当たりすること等で、後悔することが大好きなのです。
具体的には、キレた直後に感じる“甘美な罪悪感”に浸り、「またキレてしまった」と後悔し、自分を責めるのが好きなのです。
このようにお伝えすると、「キレるのが好きなわけがない!キレたことを、あんなに後悔しているのだ!」と感じる方も多いかと思いますが、むしろ、その後悔をするのが好きなのです。
そして、後悔して反省しているつもりでも、実は潜在意識レベルでは、キレたことを、一切改める気がなく、謝る気もありません。
そもそも、キレた本人が、自分のせいでキレたとは感じておらず、他者や状況のせいで自分はキレさせられたと認識しているのです。
言い換えると、自分がキレたのは仕方のなかったことであり、自分にはどうすることも出来なかったと認識し、自分がキレたことの非を認めておりません。
そして、彼らの潜在意識が本当に望んでいることは、他者や状況のせいでキレたという体験を積み重ねることで、過去に他者や状況のせいでキレた自分を弁護し続けることです。
たとえば、キレる子供は、早くもキレる体験を積み重ね始めており、キレる老人や、キレる高齢者は、そうした体験を積み重ね続けてきた結果です。
そのために、キレる人は未来永劫、キレる性格のまま居続ける必要があり、キレる自分をやめることなど、全く望んでいないのです。
換言すると、キレるのは心の病気とも言えるでしょう。
1−3.キレるデメリット
さて、キレることには大きなデメリットがあります。デメリットは複数ありますが、1番分かりやすいのは、他者との間に、心の距離が生じてしまうことです。
当然のことながら、すぐにキレる人に、進んで近寄りたい人など居ません。そのため、もしあなたがキレる人なら、友人、恋人、家族、仕事関連の仲間など、多くの人との関係に支障を来しているはずです。
ですが、さらに厄介なのは、キレた人自身が、自ら人間関係を断ち切ってしまうということです。
なぜ断ち切るのかというと、キレてしまった罪悪感を抱えたままでは、「こんな風にキレる自分では、誰も愛してくれないだろう」と認識してしまい、他者に近寄るのが怖くなってしまうからです。
自分が過去にキレたことを、他の人が気にしているのではないかと勝手に怖れ、コミュニケーションに自信を失ってしまうのです。
いずれにせよ、キレる人は孤独な人生を生きがちです。
(孤独が気になる方は、「孤独感に振り回される人生から脱するために、誰でも出来る簡単な方法」もご覧ください)
2.キレる衝動への対処法
2−1.キレる衝動を手放す2大アプローチ
では、あなたがキレることをやめるには、どうすれば良いのでしょうか。これには、大きく2つのアプローチがあります。
1つは、「潜在意識レベルにおいて、過去にキレたことの非があなた自身にあることを認めて、罪悪感を手放すこと」です。
上述の通り、この罪悪感を抱えたままでは、過去に自分がキレたことの正当性を弁護するために、キレる体験を積み重ね続けてしまいます。
その悪循環を断ち切るためにも、罪悪感を取り除くことが必要です。
もう1つは、「そもそもキレる原因となった感情的原因を手放すこと」です。
もちろん、キレたことについて、あなたにも何かしらの言い分があるでしょう。たとえば、自分のプライドを傷つけられたのかもしれませんし、自分の劣等感を刺激されたのかもしれません。
ですが、それならば、それぞれ「プライドが高い」「劣等感が強い」という原因を克服すれば良い話であり、やはり、あなた自身の問題です。
個別の原因については、このページでは扱いませんが、原因に対処する上で、下記の記事は参考になると思います。
- 「プライドが無駄に高い自分をこっそり辞め、寛容な自分になるには」
- 「劣等感が次第に薄まり、誰かの成功を素直に喜べる心になっていく方法」
- 「虚栄心とは?虚栄心が強い人の特徴・心理・本当の原因・容易い克服法」
- 「愛されたい本音がやっと成就する、王道なのに誰も知らない簡単な方法」
- 「自己嫌悪に陥らず、背伸びもせず、心の底から自分を好きになれる奥義」
- 「あなたの被害妄想を毎日着実に弱めていく、挫折知らずの簡単な方法」
- 「人生の絶望から自然と立ち直るために、ほんの少しの労力で出来ること」
2−2.キレる衝動を撲滅する具体的方法
以上のように、あなたがキレる人から脱却するためには、潜在意識レベルにおいて、過去にキレた罪悪感を手放すことが重要なのですが、一般的には、潜在意識の書き換えは容易ではありません。
なぜなら、あなたの性格を根源から変える取り組みだからです。
ですが、その潜在意識の書き換えを容易に行える方法があります。それが、以下のクリスタルマインド®CDを聴くという方法です。
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- 破壊(破滅)をやめる
- 罪悪感を・・・
※クリスタルマインド®CDについては、クリスタルマインド®CDが人生を変える上で劇的な効果がある理由の後半で詳しく説明しています。
まず「破壊破滅をやめる」ですが、キレるというのは、まさに破壊衝動の現れであり、人生を破滅させる行動です。ですが、破壊衝動というのは、1−2でお伝えした通り、自分一人では簡単には止めることができません。このCDを聴くと、その破壊衝動、破滅願望の甘美さに浸らずに、本来あるべき選択ができるエネルギーを受け取ることができ、キレることを辞める上で大きな手助けとなります。
次に「罪悪感を・・・」ですが、これは、過去にキレてきた罪悪感を取り除けるCDです。潜在意識に沈んだ罪悪感を取り除くことは、一般的には非常に難しく、多くの人は、罪悪感を取り除くどころか、新たな罪悪感を積み重ね続けています。「破壊破滅をやめる」と組み合わせて、このCDを聴くと、過去にキレてきた罪悪感を集中的に取り除くことができ、キレ続ける悪循環を断ち切れます。
以上のCDを聴くと、あなたは、1−1で挙げた「キレる人の特徴」の中で、自分に当てはまっていたものが、段々と当てはまらなくなっていくことに気がつくでしょう。
また、「過去にキレてしまった・・・」という後悔も消え、他者との関係性も修復していけるでしょう。
総じて、八つ当たりが減った人生を経験し、今まで以上にスムーズに進むことに気がつくはずです。
一方で、この潜在意識の書き換えに取り組まない場合、あなたの潜在意識は、キレる快楽に溺れたままです。
潜在意識は、あなたが意図的に書き換えない限り、自然と書き換わることは絶対にありませんので、あなたは今のまま、キレる衝動を抑えきれない性分として生きていくことになります。
この場合、あなたがどれだけキレないように気をつけても、(潜在意識の望み通り)キレてしまうため、他者との人間関係がどんどんと疎遠になっていくでしょう。
キレる源となっている潜在意識を書き換えて、八つ当たりとは無縁の人生を生きていってください
3.まとめ
- キレることは、人生に一切役立たない非生産的だが、キレる人はそれを抑えられない
- なぜなら、キレる人は、潜在意識レベルにおいて、キレることに快楽を覚えており、キレてしまった罪悪感に浸ることが好きだからである
- だが、キレてしまえば、他者との距離はどんどんと遠ざかるというデメリットがある
- キレるのをやめるためには、キレてしまった罪悪感を、あなたの潜在意識から取り除くことが必要
- そのためには、以下のクリスタルマインド®CDを聴くことが効果的